イギリス人が“人生の最期に聴きたい曲”に、フランク・シナトラの「マイウェイ」や、ザ・ビートルズの「ヘイ・ジュード」などが入った。
がん撲滅を目指すチャリティ団体マリー・キュリーは、最愛の人が終末期医療(ターミナルケア)を受けていた、イギリスの成人1000人が選んだ音楽をプレイリストとして発表。堂々の1位はホイットニー・ヒューストンの「オールウェイズ・ラヴ・ユー」となっている。
今回の調査を通して同団体は、音楽が「終末期のケアの多くの人々にとって重要な役割を果たす可能性」を示唆。調査対象者の84%が音楽によって、最期に愛する人をリラックスさせ落ち着かせることができたと回答した。
クイーンズ・ユニバーシティ・ベルファストのマリー・キュリー名誉研究員トレーシー・マッコネル博士はこう話す。
「終末期の病気や痛み、死への恐怖はたとえ親しい家族や友人と共にいようと無力感や孤独感をもたらします」
「音楽療法はどんな健康状態、感情的な状況であれ、自身の気持ちを表現し、楽にしてくれるのに役立ちます」
☆終末期の人々によってキュレーションされた史上初のプレイリストTop10
1.『オールウェイズ・ラヴ・ユー』ホイットニー・ヒューストン
2.『マイ・ウェイ』フランク・シナトラ
3.『ザ・ベスト』ティナ・ターナー
4.『虹の彼方に』ジュディ・ガーランド
5.『ガールズ・ジャスト・ワナ・ハヴ・ファン』シンディ・ローパー
6.『エンジェルズ』ロビー・ウィリアムス
7.『この素晴らしき世界』ルイ・アームストロング
8.『ビューティフル』クリスティーナ・アギレラ
9.『ヘイ・ジュード』ザ・ビートルズ
10.『輝ける日々』クイーン
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