奥嶋ひろまさによる人気コミック「ババンババンバンバンパイア」が吉沢亮主演で映画化され、2025年2月14日(金)のバレンタインデーに公開されることが決定。特報映像とポスタービジュアルが解禁された。
銭湯で働く450歳のバンパイア・森蘭丸が、18歳童貞の血を求めて奮闘するラブコメディ。主人公の森蘭丸役を、最新作『ぼくが生きてる、ふたつの世界』では第16回TAMA映画賞にて最優秀男優賞を受賞するなど、重厚な人間ドラマからアクション、コメディまで作品ごとに強い存在感を見せる吉沢亮が務める。吉沢は「豪華俳優陣でくだらないことを全力でやっている、愉快な映画になると思います」と語っている。
吉沢の起用理由について本作のプロデューサー陣は「バンパイアとして人間離れした美しさの説得力を持ちつつ、一方で人間くさいキュートさがなければ成立しないキャラクター。繊細さと大胆さ、シリアスとコミカル、その両方をもつ吉沢亮さん以外考えられないとオファーさせていただきました」とコメント。
また、蘭丸に血を狙われる立野李仁役には板垣李光人、李仁の初恋相手・篠塚葵役には原菜乃華が扮する。ちなみに「李仁」は原作者の奥嶋氏が板垣をイメージし名付けており、まさにぴったりの配役だ。監督は『一度死んでみた』(20)で吉沢と組んだ浜崎慎治、脚本は松田裕子が担当する。
解禁された特報映像では、吉沢演じる蘭丸が李仁の初恋を阻止しようと奮闘する姿が描かれており、シュールでカオスな展開を予感させる。
併せてポスタービジュアルも公開され、来年の公開に期待が高まる。
キャスト・スタッフコメント
吉沢亮(森蘭丸 役)
浜崎監督とは一度ご一緒したこともあり、台本も面白かったので、是非出演させていただきたいと思いました。
久々のコメディでとても楽しく撮影ができましたし、共演者の方々も個性豊かで魅力的な方ばかりで、華やかな現場でした。
豪華俳優陣でくだらないことを全力でやっている、愉快な映画になると思いますので、たくさんの方に楽しんでいただきたいです。
板垣李光人(立野李仁 役)
最初お話をいただいて原作を読んだ時に、役名が同じ名前ということに驚いたのですが、後に僕をイメージして描いてくださったと知り運命を感じました。
撮影現場はすごく楽しかったですし、ここまでふっきれたコメディをやらせていただく事はなかなか無いので、監督の演出や、吉沢さんや共演者の皆さんの演技など勉強になることが多かったです。吉沢さんとは撮影前にご飯に行かせていただいたのですが、吉沢さんの蘭丸だからこそ素直に李仁という役を演じることが出来ました。
個性豊かなキャラクターの皆さんが登場して、その中で巻き起こる、一見バカらしいけどそれに真剣に取り組んでる様が面白くもあり、感動する部分もあり、いろんな風に楽しんでいただける作品だと思いますので、是非多くの方にご覧いただけたらと思います。
原菜乃華(篠塚葵 役)
原作を読んだ時、本当に面白くてすぐに読み終わってしまい、ずっと撮影が楽しみでした。実際撮影に入ると現場の皆さんもすごくあたたかく、毎日ずっと笑っていた記憶しかないです。吉沢さんと板垣さんとは、空き時間にゲームをして一緒に遊んだり、浜崎監督とはお芝居の話とは全く違う話で色々楽しく会話させていただき、愛のある現場だなと思い本当に楽しかったです。
この作品はバンパイア様の麗しさと、李仁くんのピュアな可愛らしさに、たくさん癒されてたくさん笑っていただけるような作品だと思います。
楽しみにしていてください!
浜崎慎治(監督)
このサイコーにおバカな漫画原作の実写化に、正直何が正解なのかを模索する日々が続きました。そんな中、原作の奥嶋先生から「映画は監督のものなので自由に楽しく作ってください」というお言葉を頂き、これは日本最高峰のバンパイアコメディ映画を作るチャンスなんだと確信しました。そして、このぶっとんだコメディを撮るために日本最高峰のキャストが集結!主演の吉沢亮さんはじめ、出演していただいた全ての方に大感謝です!
バンパイアでなくても死にそうな真夏の日差し、深夜の撮影も多い日々でしたが、スタッフやキャストと共に、バンパイアコメディとは何ぞやという問いに全力で取り組みました。とんでもないバンパイア映画が誕生しそうです。
来年2月14日のバレンタインデーに、劇場で皆様にお会いできるのを心待ちしております。
『ババンババンバンバンパイア』は2025年2月14日(金)より全国にて公開。
(シネマカフェ編集部)