チヨダは、マックハウス全株式の60.78%にあたる938万9880株の保有株を全て売却し、連結子会社を解消。マックハウスは2024年2月期時点で6期連続の営業赤字を計上している。チヨダは売却理由について「資金支援や取締役の派遣、ライセンス供与、合同の販売促進などの支援を行ってきたが、業績回復に十分な効果は得られず、依然として早期黒字化を見通せない」と説明している。
ジーエフホールディングスが出資持分の過半数を保持する再生ファンド「G Future Fund 1号投資事業有限責任組合」は、マックハウス株を1株32円で上限1005万株を買い付ける予定。期間は10月25日から11月12日までで、11月19日に決済を開始するとしている。TOB成立後はジーエフホールディングスが有する物流拠点や販売に関するノウハウを活用し、マックハウスの事業再建を図るという。