NewJeansハニ、韓国の国会で“いじめ”訴え「今後こういうことがあってはいけない」

韓国人気グループNewJeansのメンバーHANNI（ハニ＝20）が15日、韓国国会の国政監査の参考人として環境労働委員会（環労委）に出席した。韓国各メディアが報じた。

韓国内では、NewJeansの所属事務所内で「いじめ」があるとの指摘が問題化し、ハニが国会に出席する異例の展開となっていた。

ハニは白のシャツに右肩にはレッドワイン色のバックを掛けて午後2時半に国会入り。多くの報道陣に囲まれ、出場確認書にボールペンでサインし、無数のフラッシュを浴びながら、終始笑顔で、環労委会場に向かった。報道陣の多さに、国会事務員は「出席許可証がない方は入らないでください」と呼びかけた。

会議は、環労委委員長からの「NewJeansの職場内のハラスメントの件があり、詳細を調べたい」とのコメントが始まった。

ハニは「釜山大のフェスティバルに招待されて、ヘアメークを受け、廊下に立っていたとき、他のグループ3人程度が目の前を通った。普通にあいさつをした。その後、そのグループが出てきて、その前にマネジャーが歩いていた。普通にあいさつしたが“無視しろ”とそのマネジャーが話すと、そのグループのメンバーが私を無視した」と出席した理由を説明した。

また「こういう問題は、私がここに出ないと無視されて、なかったことのようになることだが、若い人、練習生にも今後、こういうことがあってはいけないと思ったので、出席した」と続けた。

さらに「今所属している会社から感じる雰囲気は複雑で、雰囲気なので言葉で説明するのは難しいけれど、やられた人だけが感じるものです」とも話した。