2025年2月をもって建て替えのため一時休館を控える東京・帝国劇場(帝劇)にゆかりが深い、KinKi Kidsの堂本光一と俳優の井上芳雄が、2025年2月14日放送のニッポン放送『オールナイトニッポンGOLD〜帝劇クロージングSP〜』(後10:00)でパーソナリティーを務めることが決定した。
【写真】サプライズ登場した市村正親から、満面の笑みで大きな花束を受け取る堂本光一 堂本と井上は、共に2000年に帝劇初出演。以来四半世紀、21世紀の帝劇ラインアップをけん引してきた。そんな2人が“ご近所”ニッポン放送の大看板番組で一夜限りの放送を担うことになった。
堂本主演ミュージカル『Endless SHOCK』では、森光子さんが『放浪記』で樹立した演劇単独最多主演記録を更新。その多くを帝劇で上演してきた。11月29日に帝劇で迎える2128回の大千穐楽まで、前人未到の道を突き進んでいる。
一方、井上は、2000年にオーディションを受けたミュージカル『エリザベート』の皇太子ルドルフ役で、俳優としてのキャリアを帝劇でスタート。以降、ミュージカル界を最前線で引っ張り、帝劇で数々の舞台を演じ、最近も『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』に出演するなどシーンをけん引している。
当日は、帝劇からの生放送(予定)で、帝劇の思い出を語り尽くす。
また、帝劇クロージング企画として、東宝では『帝劇Letters〜私と帝国劇場の想い出〜』を実施。「お客様一人一人の心に残る記憶・想い出を楽しく懐古していただきたい」という思いから、『帝国劇場へのお手紙』を募集する。内容は「初めて訪れた時の記憶」「観劇した作品について」「休憩中にロビーで語り合ったあの時」など。はがき、もしくはWebで募集する。
応募された作品は、『オールナイトニッポンGOLD〜帝劇クロージングSP〜』で紹介。採用された手紙は、堂本、井上らが代読し、1966年開場の帝劇で、舞台の幕開きと終演を司ってきた金刺繍の緞帳「金彩(きんさい)」(帝劇の建築デザインを担当した、谷口吉郎氏による。協力:谷口建築設計研究所)の一部分が贈呈される。
また、それ以外にも帝国劇場ロビー・正面玄関前の掲出、『帝劇Letters』HP上での紹介、観客からの声を皆が見れるブースをネット上に展開するなど、帝劇のオフィシャルプロジェクトにて紹介予定となっている。