シリーズ読者投稿〜あの時、あなたに出会えなければ〜 投稿者:Kさん(東京都・40代女性)
数か月前のある暑い日、Kさんはイヤイヤ期の息子を連れて病院を訪れていた。
その帰り道、いつもならエレベーターを使っている道で、息子が階段を使うと言い出して......。
イヤイヤ期の息子とお出かけしたら...(画像はイメージ)
<Kさんの体験談>
3か月程前の猛暑の日の午前中の事です。
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その日は、イヤイヤ期真っ只中の2歳息子を連れて病院へ行っていました。
駅の長い階段を、荷物とベビーカーを抱えて...
病院の最寄り駅は、病院があるのとは反対側の出口にエレベーターが付いています。
だから、いつもは行きも帰りもベビーカーに乗せてエレベーターを使っていたのですが、その日の帰りは息子が歩くと言い出しました。
歩いて駅まで行き、さらに階段しかない方の入口から、歩いておりると言うのです。
そうなると私も階段を使うしかありません。着替えやオムツ、抱っこのためのウエストポーチなどたくさんの荷物を持っていたのですが、それを何とか抱えて、さらに畳んだベビーカーも持ち上げ、息子と一緒におり始めました。
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駅の長い階段で...(画像はイメージ)
すると踊り場で、20代後半くらいの方が声をかけてくださって、ベビーカーを階段の一番下まで持っていってくださいました。
電車の時間があったようで、きちんとお礼も言えないまま別れてしまったので、改めて感謝を伝えたいです。
あの長い階段を息子と二人でおりていて、大変だなぁと内心で思っていました。そんなときに声を掛けて下さり、本当に助かりました。
ありがとうございました。
誰かに伝えたい「あの時はありがとう」「あの時はごめんなさい」、聞かせて!
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名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな誰かに伝えたい「ありがとう」や「ごめんなさい」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。
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