不二家は16日、不二家洋菓子店の新VI(ビジュアルアイデンティティ)が「2024年度グッドデザイン賞」を受賞し、「グッドデザイン・ベスト100」に選出されたことを発表した。
【写真】激レア!「ペコちゃんのチャーム付きパフェスプーン」
同社はVIを2023年9月に刷新。不二家のマスコットキャラクター「ペコちゃん」のトレードマークでもある、ペロっと出した舌をモチーフに新たなロゴマークをデザインした「スマイルマーク」を中心に、商品の上質感を表現した明朝体の書体デザインにリニューアルした「店名ロゴ」、変わらぬ思いを刻む礎として1961年に誕生した「ファミリーマーク」を組み合わせた。
ペコちゃんの口元をモチーフにしたロゴである「スマイルマーク」は、一目で不二家と認識できるデザインであり、また、スイーツを食べた時のおいしい笑顔を象徴している。
審査員は「100年以上の歴史を持ち、日本人なら誰もが知るブランドのリブランディング。想像しただけでもこの仕事の難易度の高さが想像できる。そんな前提の中、象徴的なマークが生まれた」と高評価。「とてもわかりやすく覚えやすいデザイン。そして、あのブランド!と一瞬にしてわかる視覚伝達スピード。高度なデザインの力が発揮された仕事だ」などとコメントした。