朝日奈央がスーパーGTにハマったキッカケ「いろんな車種のマシンが走っている。『推し』を見つけたくなります」

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2024年10月17日 07:40  webスポルティーバ

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朝日奈央インタビュー(後編)

◆朝日奈央・前編>>「GT300とGT500の音の違いもわかるようになってきた」

 これまでモータースポーツを観る機会もなく、サーキットに「女子が踏み入れて大丈夫?」というイメージを持っていた朝日奈央さん。しかし「ABEMA SUPER GTスペシャルサポーター」として取材を続けるうちに、レースの奥深さを知ってその魅力に惹き込まれつつあるという。

 1年ほど前には、運転免許を取得したとのこと。クルマへの興味もさらに高まった。スーパーGTの世界に触れたことで、モータースポーツと朝日さんとの距離はどんどん近づいている。

◆朝日奈央さん「厳選」特別フォトギャラリー>>

   ※   ※   ※   ※   ※

── スーパーGTは今季ここまで5レースが終わりました。朝日さんのなかで印象に残っているシーンはありますか?

「印象に残っているシーンは、毎回レースごとにいっぱいあるんですよね。でも、最近でもっとも強く印象に残っているレースは第6戦のSUGOです。

 GT500クラスの1位と2位が争っている時、相手マシンとの間に周回遅れのGT300クラスの車両をわざと挟むようにして、微妙な間合いを取るドライビングテクニックはすごいなと思いました。GT500とGT300が一緒にコース上を走る、スーパーGTならではルールをうまく利用しているんですよね。

 しかも、あれだけのスピードが出ているレースのなかで、瞬時にそれを判断するなんて......。ドライバーの方々はさまざま角度からの目線でレースをしているんだということがわかって、すごく面白かったです」

── 今年からスーパーGTを見始めたとは思えないくらい、ものすごく細かいところまでレースをチェックされているんですね!

「いえいえ。モータースポーツ用語などは難しく、まだまだ勉強中ですけど。でも、『こういう駆け引きがあるから、スーパーGTは盛り上がるんだろうな』というのは観ていてわかるようになってきました。あらためて、スーパ―GTのレースは一瞬たりとも目が離せないなと感じています」

【1年前に人生で初めて運転免許を取得】

── 朝日さんといえば、ひとつのことに真っ直ぐ取り組むイメージがあります。スーパーGTはルールが複雑ですけど、どうやって勉強されているのですか?

「現場には詳しいスタッフさんがたくさんいらっしゃるので、しょっちゅう周りの方々に教えてもらっています。わからないことがあれば、ネットで検索して知ることも多いですし。

 また、現地で関係者の方々に取材していると、ドライバーのみなさんも言葉を噛み砕いて教えてくれたりするんです。私は『モータースポーツ初心者代表』みたいな立ち位置なので、そんな教えてもらっているシーンも番組で流しています。勉強しながら携わらせてもらっている感じですね。

   ※   ※   ※   ※   ※

 スーパーGTの現場で学んだことを、朝日さんはとても楽しそうに語ってくれた。実際にレース場で朝日さんを見かけた時も、前のめりで取材している姿を何度も見かけている。サーキットで受けた刺激は、プライベートにも少しずつ波及しているようだ。

── スーパーGTのレースを観ていろんなことを知っていくうちに、クルマに対する印象も変わってきましたか?

「そうですね。実は1年ちょっと前に、人生で初めて運転免許を取得したんです。自分でクルマに乗るようになったからこそ、今は運転の難しさをより一層強く感じています。

 クルマの運転って、本当に神経を使いますよね。ふだんの街中の運転でもそう感じるのに、レースという特殊な環境のなか、ものすごいスピードを出して命がけで挑戦しているドライバーさんはすごく尊敬します」

── なぜ今、このタイミングで運転免許を取ろうと思ったのですか?

「10代から芸能活動に一生懸命に向き合っていた一方で、『免許を持ってない』というのがずっと心残りでした。友だちからも『免許を持っていると、楽しみがひとつ増えるよ!』とすごく言われていたので。

 アイドル時代は多忙で、運転免許を取得する時間を作るのは本当に難しかったですね。でも、今は少しプライベートの時間を作る余裕もできてきたので、『今のタイミングしかない!』と決意して取りにいきました。

 ただ、まだクルマは持っていないんですよ。どこか出かける時はレンタカーに乗っています。まだそれほど頻繁に乗っているというわけではないんですけどね」

   ※   ※   ※   ※   ※

【爆音を全身で体感するスーパーGTの醍醐味】

 幼少期から何かスポーツに携わるということが少なく、モータースポーツの世界にも「初心者代表」として足を踏み入れた朝日さん。しかしサーキットに初めて訪れてわずか数カ月ながら、スーパーGTの知識をどんどん吸収している。モータースポーツの仕事に携わったことで、スーパーGTならではの魅力も発見したという。

── これまでさまざまなテレビ番組などでスポーツに触れてきたという朝日さんですが、モータースポーツの現場を取材するようになって、印象に残る特徴的なことはありますか?

「ファンの一人ひとりがチームを支援したい気持ちを形にする『個人スポンサー』という支援制度は、スーパーGTならではなのかなと思いました。自分のステッカーなどを車体の側面に貼って応援するのは面白いシステムですし、チームへの愛情もさらに上がりそうだなと感じました」

── モータースポーツファンの間でも個人スポンサー制度は人気です。

「スーパーGTではいろんなマシンが走っているので、自分の好きな車種を見つけ出すことができれば、より楽しめると思いました。自分なりの『推し』を見つけたくなりますね。

 走っているマシンも特徴的で、有名キャラクターとコラボしていたり、モータースポーツと接点がなかったと思っていた身近な企業さんがスポンサーになっていたりするので、今年からスーパーGTを観た私のようなファンでもみんなとの会話に入りやすいと思います」

── あらためて、朝日さんが思う「スーパーGTの魅力」とは?

「スマホでレース映像を観るのも面白いんですけど、やはりサーキットに実際に足を運んで、あの爆音を全身で体感するのが、スーパーGTの醍醐味のひとつなのかなと思いました。私が現地に行ってレポートすることで、『モータースポーツはやっぱり生で観戦するのがいい!』と思ってもらえるように、魅力をしっかり伝えたいです」

── 最後に『ABEMA SUPER GTダイジェスト』の見どころを教えてください。

「レースのダイジェスト映像を流しながら、その内容について優勝ドライバーさんが解説していくという構成は、この番組ならではだと思います。それにプラスして、私が初心者目線でいろいろ体験していく企画もけっこう面白いので、スーパーGTをずっと追いかけているファン方も、私と同じようにファン初心者も楽しめる番組になっていると思います。ぜひ見てください!」

<了>

◆朝日奈央さん「厳選」特別フォトギャラリー>>


【profile】
朝日奈央(あさひ・なお)
1994年4月21日生まれ、埼玉県入間市出身。ファッション誌『ラブベリー』の特別賞を受賞した2007年6月から専属モデルとして活躍し、2008年からアイドルグループ「アイドリング!!!」の2期生として加入。2015年10月に卒業したあとはソロとして活動し、明るい性格で人気を博してバラエティ番組などで活躍中。身長164cm。Instagram→asahi nao (@pop_step_asahi)
『ABEMA SUPER GTダイジェスト』>>>

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