1994年生まれのトーマス・デーリーは、2008年の北京五輪から5大会連続で出場し、通算5つのメダルを獲得。8月にパリ五輪で10m高飛込シンクロで銀メダルを獲得して帰国した後、引退を発表した。
また、選手生活の傍ら2020年3月から趣味でニットの制作を開始。東京オリンピックに出場した際に競技会場の観客席で編み物をする姿に注目が集まったことをきっかけに、2022年11月にニットブランド「MADE WITH LOVE TOM DALEY」を立ち上げたほか、2022年6月にはプライド月間を記念して「アミ パリス(AMI PARIS)」とのコラボレーションニットを発表するなど精力的に制作を続けている。
ザ・ウールマーク・カンパニーのアンバサダー就任を機に、メリノウールの糸や編み図を含むウールマーク認定のニットキットのコレクションを「MADE WITH LOVE TOM DALEY」で2025年に発売する予定だという。