<フィギュアスケート:グランプリ(GP)シリーズ第1戦スケートアメリカ>◇17日(日本時間18日)◇米テキサス州アレン
フィギュアスケートのペアで24年世界選手権銀メダルの「りくりゅう」こと三浦璃来(22)木原龍一(32)組(木下グループ)が前日の公式練習に臨み、2季ぶりのGPシリーズへ意気込んだ。
りくりゅうペアは22−23年シーズンにグランプリ(GP)ファイナル、4大陸選手権、世界選手権を全て制覇したが、昨季は木原の腰椎分離症によりGPシリーズを欠場。そのため今季は「点数や順位というより、2人でケガなく1シーズンを乗り切ること」(木原)をテーマに据えている。
シーズン初戦となった9月のロンバルディア杯(イタリア)では三浦をリフトで持ち上げた木原が転倒して臀部(でんぶ)を氷に打ち付けたが、その後も大事には至らずに練習を継続。木原は「またGPシリーズに2人で戻ってこれて、ものすごくありがたいことだなと思った」と実感を込め、三浦も「今季こそは全ての試合に出たい」と同調した。
スケートアメリカでは得点や順位にはこだわらず、練習の成果を発揮することに主眼を置く。木原は「しっかり安全にケガなく終えることが今は目標」と見据えた。
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