大橋悠依の現役引退会見に入江陵介が登場 誕生日ケーキ見てぽつり「29歳なのか、私…」

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2024年10月18日 12:26  ORICON NEWS

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大橋悠依の現役引退会見に登場した入江陵介(左) (C)ORICON NewS inc.
 競泳日本代表で2021年の東京オリンピック女子個人メドレー(400メートル、200メートル)で二冠を達成し、今夏のパリオリンピックでも200メートル個人メドレーに出場した大橋悠依(29)が18日、都内のホテルで現役引退会見を開いた。

【写真】恩師・平井伯昌監督から花束を受け取る大橋悠依

 会見の冒頭、大橋の最大の恩師である元日本代表ヘッドコーチの平井伯昌監督が登壇し、花束を渡した。「本日はお忙しい中お集まりいただきありがとうございます。私、大橋悠依は、先日の国民スポーツ大会でのレースを最後に競技生活から引退することを決意いたしました」と晴れやかな表情で伝えた。「約21年間の競技生活でしたが、本当に充実していて、大満足の水泳人生でした。本当に多くの方々にお世話になりました。競技人生に関わってくださった全ての皆様に、この場をお借りして心から感謝申し上げます」と話す。「最初は、姉が水泳に先に通っていたことだったり、体があまり丈夫な方ではなかったことを理由に始めた水泳だったんですが、本当に好きなことを、こんなに長く続けることができて、また夢にも思っていなかったオリンピックという舞台で金メダルを獲得することで、また二冠に輝くということを達成することができて、本当に幸せな大満足の競泳人生でした」と笑顔で振り返った。

 続けて「貧血だったり、怪我だったりも、東京オリンピックからの3年間だったり、苦しいことも多かった競泳人生でしたが、今、最後は晴れやかな気持ちでこうして引退を迎えることができて、すごく誇りに思っています」としみじみ。「改めて振り返ると、私の競泳人生は本当に人との出会いに恵まれていたと感じました。本当に必要な時に出会うべき人に出会って、その繰り返しの中で多くのことを学ばせていただき、また支えていただいた。本当にそのことがあって、こうして成果を残すことができたと思っています。本当に感謝しています」とする。今後は、水泳教室などを通して幅広い世代へ水泳の楽しさを知らせたり、特別コーチとして選手の強化に務めるそうで「私のこれまでの競泳人生で得た経験だったり、知識だったりを1人でも多くの方にお伝えしていただくことができればいいなという風に思っています」と決意。さらに「来年からは大学院への進学も予定しております。自分自身の経験からも興味を持ったスポーツ栄養学について学んでいく予定です」と発表。「これまでの経験を全て生かしながら、自分にできること、自分にしかできないことも見つけながら挑戦を続けていきたいです」と宣言すると「楽しい人生をこれからも作っていけるように頑張りたいと思います。ありがとうございました」とキラキラした顔で話していた。

 終盤には、男子背泳ぎで五輪に4大会連続で出場した入江陵介(34)も登場。この日が29歳の誕生日だった大橋へプールをイメージしたケーキも。「29」というロウソクもあったが、大橋は「29歳なのか、私…」とぽつりとこぼし、入江は「来年には30歳ですよ。最後の20代を楽しんでください!体力的にも気持ち的にも大きく変わりますから」とエール。アンケートで記入するのが「30代」になることで“ケアレスミス”を連発したそうで入江は「30代女性ですからね」と話すと、大橋は「言わないで!」と注意して笑わせた。

 入江は「大橋さん、長い競技人生お疲れ様でした。本当にたくさんの感動ありがとうございます。僕と大橋さんは、東京オリンピック後からパリに向かう過程で一緒に練習をさせてもらった。苦しい時期も本当に近くで見てきて、その中で本当にいろいろ葛藤しながら、プラス日本の競泳界のためにいろいろ動いてくれた。本当に長きにわたってたくさん競泳界にこう貢献してくれてありがとうございました」と感謝。自身は4月に引退会見をしており「僕自身は6ヶ月ぶりの引退会」と笑わせつつ「引退すると体が固くなったりするので」とアドバイス。「今後一緒に特別コーチとして携わっていくので、より素晴らしい選手であったりとか人材を育成できるようなコーチに僕たちがなっていきたいなと思いますし、これからの人生をもっと楽しく過ごしてほしいなと思います」と激励した。そして「僕たちは2日前に一緒にMrs. GREEN APPLEのライブに行ってて(笑)。本当にプライベートでもよくかき氷行ったりとかしていて。またどこか行きましょう。お疲れ様でした」と労った。

 大橋は「もともと背泳ぎでしたので、すごく憧れで何回もビデオを見た。私が入江さんに初めてお会いしたのは、おそらく私が小学校6年生ぐらいのイトマン招待という大会のプレゼンターとして来てくださいまして。その時の100メートル背泳ぎで、何位だったかちょっと覚えてないんですけど、その時にメダルを入江さんから掛けていただいた。で、後ろを追っかけて『サインください』と言いました。それぐらい本当に自分の中で憧れだった選手と、最後のパリという舞台に向かう前の過程で一緒に練習をできた。そんなことも夢にも思ってなかった。本当に近くでたくさんのことを学ばせていただいた。本当に、お互い苦しい中だったと思うんですけど、入江さんがいなかったら、特に去年のフラッグスタッフでの合宿とかも乗り越えられなかったと思いますし、本当に感謝しています」と感謝。「これからもイトマンで一緒に仕事することもあると思いますし、またプライベートでもミセスのライブにこれからも連れてってください(笑)。お願いします。ありがとうございました」と笑顔で話していた。

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