<フィギュアスケート:グランプリ(GP)シリーズ第1戦スケートアメリカ>◇17日(日本時間18日)◇米テキサス州アレン◇男子公式練習
22年全日本選手権2位の島田高志郎(23=木下グループ)が、自己ベスト(247・43点)の更新を目標に掲げた。
今季は明確なテーマが描けないままシーズンに入り、9月の東京選手権では総合5位。「やっぱり1試合を終えたら『こういう気持ちじゃ悔しいよな』というのがすごくあった。まだできるよなっていう思いが生まれた」と思い直し、目標を自己記録の更新に定めた。その後は体幹トレーニングの量を増やし、ジャンプや滑りにつながる基礎を積み上げた。「人は探求すべくして生まれたものだと思う。そこがすごく充実した」と新鮮な思いを胸に、3季連続4度目のGPシリーズへ臨む。
昨季のスケートアメリカ6位の吉岡希(20=法政大)は、2年連続で同大会に出場。1年ぶりに同じ会場で滑り「やっぱりよく滑るリンク」と感触を確かめた。
GP初参戦だった昨季は「自分の演技をしっかり見てもらいたいという意識だった」というが、今季は結果にもこだわる。昨季の世界選手権を制したイリア・マリニン(米国)らも出場する中、「シーズンのベストスコアを出したい。結果を出したいという気持ちが今年は大きい」と思い描いた。
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2季連続でGPファイナル出場中の三浦佳生(19=オリエンタルバイオ/明治大)は、左太もも痛を打ち明けた。9月中旬のロンバルディア杯(イタリア)の前後から痛みがあったといい、今はジャンプの構成も模索中。2日後に控える19日(日本時間20日)の男子ショートプログラム(SP)へは「切り替えてやっていくしかない」と見据えた。(アレン=藤塚大輔)
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