ローソン、“商品手に取って店外へ出るだけ”で買い物完結の店舗オープン

ローソンは10月18日、東急電鉄・二子玉川駅の構内に、商品を手に取って店外へ出るだけで買い物が完結する「ローソンS Lawson Go ＋toks 二子玉川店」をオープンした。

ローソンは2020年から、オフィスビルで従業員など限られた人のみが利用できるウォークスルー決済導入店舗を展開してきたが、一般も利用できる通常店としてウォークスルー決済導入店舗を出店するのは初めて。同店は東急ストアがローソンのフランチャイジー（加盟店）として運営し、10月18日から2025年3月14日まで営業する期間限定の店舗となる。

今回導入している仕組みは、NTTデータと店舗DXソリューションを手掛ける海外スタートアップ、Cloudpick（クラウドピック）が協働で開発したシステム「Catch&Go」。LINEで取得したQRコードをかざして入店し、商品を手に持って店外に出ると、事前に設定したクレジットカード情報で、自動的に決済ができる。

店内設置のカメラで入店者の動きを確認し、商品が置かれた棚の重量センサーと合わせることで、どの商品をいくつ手にとったのかをAIが判別するという仕組みだ。利用者は商品を手に取って店の外に出るだけで、買い物を済ませることができる。

また、国内での利用率が90％を超えるLINE上で動作するシステムを新規に開発したことで、利用時に必須であった専用ネイティブアプリのインストールが不要に。初めての利用者であっても快適に利用することができる。

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