リーズが2位シェフィールド・Uを撃破! 日本代表帰りの田中碧は豪州戦から中2日ながらフル出場

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2024年10月19日 06:54  サッカーキング

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リーズ所属の田中碧(撮影は第7節コヴェントリー戦) [写真]=Getty Images
 チャンピオンシップ(イングランド2部リーグ)第10節が18日に行われ、リーズとシェフィールド・ユナイテッドが対戦した。

 3シーズンぶりのプレミアリーグ帰還を目指すリーズと、1年でのプレミアリーグ復帰を目指すシェフィールド・ユナイテッドの一戦。5位と2位の上位対決に向けて、リーズに所属する田中碧は日本代表帰りながら、3試合連続のスターティングメンバーに名を連ねた。

 試合は立ち上がりからリーズがボールを保持するも、シェフィールド・ユナイテッド守備陣を崩し切るシーンは少ない。26分には縦パスを起点にヨエル・ピローがフリックし、最後はボックス手前で前を向いたラージー・ラマザニが左足を振るも、GKに阻まれる。39分には相手のミスからブレンデン・アーロンソンにチャンスが到来するも、右足で放ったシュートは枠を捉えきれず。前半はスコアレスで終了した。

 後半に入ってもスコアレスのまま時計の針は進んだが、69分にリーズがセットプレーで均衡を破る。左コーナーキックの場面でジョー・ロズウェルが右足で低弾道のボールを蹴り込むと、中央のスペースで飛び込んだパスカル・ストライクがダイレクトで合わせる。キャプテンマークを巻く背番号5が均衡を破り、リーズが先制した。

 このままリーズの1点リードで終盤へ向かうと、90分にリーズがトドメを刺す。マノル・ソロモンからのパスを受けたピローが左サイドからドリブルでボールを持ち運び、敵陣に入ってスルーパスを送ると、抜け出したマテオ・ジョゼフがうまく相手をブロックしながら、右足でゴールネットを揺らした。

 試合はこのままタイムアップ。試合前の時点で5位のリーズは、2位のシェフィールド・ユナイテッドをホームで撃破し、暫定ながら2位に浮上した。田中は、日本代表の一員としてフル出場したオーストラリア代表戦から中2日という状況ながら、リーズのユニフォームを身に纏ってこの日もフル出場。中盤の一角に入り、攻撃の組み立てなどで存在感を放った

 次節、リーズは22日にホームでワトフォードと、シェフィールド・ユナイテッドは23日に敵地でミドルズブラと対戦する。

【スコア】
リーズ 2−0 シェフィールド・ユナイテッド

【得点者】
1−0 69分 パスカル・ストライク(リーズ)
2−0 90分 マテオ・ジョゼフ(リーズ)

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