【フィギュア】樋口新葉4位発進「ギリギリの点数かな」1番滑走で首位と2・31点差 GP初戦

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2024年10月19日 09:59  日刊スポーツ

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フィギュアスケートGPシリーズ第1戦スケートアメリカ女子SPで演技を披露する樋口(撮影・藤塚大輔)

<フィギュアスケート:グランプリ(GP)シリーズ第1戦スケートアメリカ>◇18日(日本時間19日)◇米テキサス州アレン◇女子ショートプログラム(SP)



【アレン=藤塚大輔】22年北京オリンピック(五輪)団体銀メダルの樋口新葉(23=ノエビア)が、1番滑走で4位につけた。


66・12点を記録し、68・43点で首位のイザボー・レビト(米国)と2・31点差につけた。演技後は一定の手応えを示し「66点は『ギリギリの点数かな』と思う。自分の目標としては70点を超えたかった。初戦で様子が分からない中での試合だったので、その中で66点はまあまあ良かったかなと思います」と振り返った。


序盤にダブルアクセル(2回転半ジャンプ)を決めると、得点源となるルッツ−トーループの連続3回転も回転不足となりながら降りた。今季の新SP「デューン砂の惑星」。最後の3回転フリップも着氷させ、後半の見せ場となるステップシークエンスでも、全身を使って世界観に引き込んだ。


休養明けとなった昨季のGPシリーズはフランス杯が5位、NHK杯が9位。前日17日には「ブロック(9月の東京選手権)から調子を上げて練習しているので、自信を持ってショートもフリーも滑りたいなと思っています」と意気込んでいた。


フリーは19日(日本時間20日)に行われる。上位3人とも僅差につけており「明日は切り替えて、ちゃんとまたやりたいなと思います」と誓った。

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