【箱根駅伝予選会】中大6位で最多98度目の本戦「安堵しました」ダブルエース温存1年生ら好走

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2024年10月19日 11:17  日刊スポーツ

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予選突破した中大の選手たち(撮影・鈴木正人)

<第101回箱根駅伝予選会>◇19日◇東京・陸上自衛隊立川駐屯地〜立川市街地〜国営昭和記念公園◇ハーフマラソン(21・0975キロ)



中央大が最多98回目の本戦出場を決めた。チームの上位10人の合計タイムで競われ、上位10チームが突破するなか、10時間56分3秒で6位に入った。


藤原正和監督は「安堵(あんど)しました。難しい環境の中ではあったんで、確実に通るっていうところのミッションを実行してくれました」と選手をたたえた。


前回大会は直前のインフルエンザの蔓延で体調不良者が続出。優勝候補に挙げられながら13位に終わり、予選会に回っていた。今回は2週間後に大学3大駅伝の2戦目となる全日本大学駅伝が控えており、吉井駿恭、溜池一太(ともに3年)のダブルエースを温存してのレースとなった。


同監督は溜池について「9月あたりにちょっと故障してしまった部分もあって、全日本に向けて、しっかりと作った方がいいねというところでやってた部分で、外した部分があった」と明かした。主軸がそろわずに「1年生に負荷をかけてしまった」と振り返ったが、起用された岡田開成(1年)がチーム2位でまとめるなど、起用に応えた。


予選会を勝ち抜いての本戦での総合優勝は過去2例。97年の神奈川大と13年の日体大しか成し遂げていない。同監督は正月の箱根時での最高のリベンジへ、しっかりと挑戦権を手にし、「総合3位以内、あるいは総合優勝、そんな戦いをしていけるように残りの中やっていきたい」と見据えた。

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