<第101回箱根駅伝予選会>◇19日◇東京・陸上自衛隊立川駐屯地〜立川市街地〜国営昭和記念公園◇ハーフマラソン(21・0975キロ)
中央学院大がエース吉田礼志(4年)の日本人トップの快走で5位に入り、2年連続24度目の本大会出場を決めた。
気温25度を超える蒸し暑い悪条件下のレースで、吉田は序盤から日本人の集団から飛び出して、先頭を走る留学生集団を追いかけた。
レース前は全体トップを目指していたが「気温が高かったので、最初から留学生集団にいたら後半に足が止まると思った。全体トップより少しでもタイムを稼ごうと思った」と、目標を切り替えたという。
23年2月の丸亀ハーフで1時間0分31秒の当時の日本人学生最高タイムで快走。同12月には1万メートルで27分47秒01で中央学院大記録をマークしたが、今年1月の箱根は「花の2区」で区間14位に終わった。最終学年で臨む本戦はリベンジの2区区間賞を目標に掲げている。
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1月の箱根後は左足の腸脛靱帯(ちょうけいじんたい)を痛め「1〜3月で2カ月満足に走れなかった。補強とかを中心にやっていた」という。最後の箱根まで3カ月弱。「(後半の)起伏で足を残す余裕がなかったので、まだ体が出来上がっていないと感じた。補強をやっていきたい」。ゴールした吉田は、早くも本戦へ向けた課題と向き合っていた。【首藤正徳】
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