アストン・ヴィラがフルアムに逆転勝ちで公式戦9試合負けなし! ワトキンスは今季5ゴール目

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2024年10月20日 02:02  サッカーキング

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19日、プレミアリーグ第8節でフルアムとアストン・ヴィラが対戦した[写真]=Getty images
  プレミアリーグ第8節が19日に行われ、フルアムとアストン・ヴィラが対戦した。

  ホームのフルアムは、ここまで3勝3分け2敗とまずまずの結果を見せているフルアム。前節は昨季王者マンチェスター・シティに敗れたものの、2得点を奪うなど得点力の高さをうかがわせている。スタメンには今季アーセナルから加入したMFエミール・スミス・ロウ、メキシコ代表FWラウール・ヒメネスらが名を連ねた。
 
 一方のアストン・ヴィラは、ここまで4勝3分け1敗と現在4位。ウナイ・エメリ体制2年目の今季も好調なスタートを切っており、クラブにとって初出場となったチャンピオンズリーグ(CL)では“強豪”バイエルンに勝利するなど驚きの2連勝を挙げている。今節のスタメンには、イングランド代表FWオリー・ワトキンス、ベルギー代表MFユーリ・ティーレマンスらが名を連ね、バイエルン戦でゴールを決めた20歳FWジョン・デュランはベンチスタートとなった。


 試合開始早々に試合が動く。5分、フルアムのGKベルント・レノのロングボールに反応したFWヒメネスがボールを収め、すぐさま左足でシュート。狙いすましたシュートはゴール右隅に吸い込まれ、GKのアシストでフルアムが先制に成功した。

 しかしすぐさまアストン・ヴィラが振り出しに戻す。先制点を許してから4分後の9分、バイタルエリア付近でボールを受けたMFモーガン・ロジャーズが少し持ち運んで強引にシュート。ボールは相手にディフレクトし、そのままネットを揺らし、アストン・ヴィラに同点弾が生まれた。

 27分、フルアムに勝ち越しのチャンス。ケニー・テテのクロスに合わせたヒメネスのヘディングシュートがアストン・ヴィラDFマティ・キャッシュの腕に。オン・フィールド・レビューの結果、このプレーがハンドと判定され、フルアムにPKが与えられた。しかし、キッカーを務めたアンドレアス・ペレイラのシュートはアストン・ヴィラの守護神エミリアーノ・マルティネスがしっかりとキャッチ。フルアムは勝ち越し弾を決めることができなかった。

 その後、前半はこう着状態のままで終了。1−1でハーフタイムに突入した。

 後半に入ると、アストン・ヴィラが59分に試合を動かす。左CKのキッカーを務めたティーレマンスのボールをワトキンスがヘディングシュート。ワトキンスの今季リーグ戦5得点目でアストン・ヴィラが逆転に成功する。

 すぐさま同点に追いつきたいフルアムであったが、64分にアクシデント。ショートカウンターの流れからスルーパスに抜け出したワトキンスを、ヨアキム・アンデルセンが倒してしまい、“一発レッド”で退場となってしまった。
 
 10人となったフルアムは、アストン・ヴィラの猛攻に耐える時間が続くも、集中した守備で危機をしのぐ展開に。しかし、69分にアストン・ヴィラに追加点。カウンターで左サイドを駆け上がったリュカ・ディニュがフルアムのGKとDFの間に鋭いパスを供給すると、イッサ・ディオプに当たり、ネットに吸い込まれた。フルアムはオウンゴールで点差を広げられてしまった。

 90分+3分にはアストン・ヴィラのジェイデン・フィロジーンがこの日2枚目のイエローカードで退場となってしまうものの、その後得点は生まれず試合終了。フルアムは先制したものの、逆転負け。一方のアストン・ヴィラは公式戦9試合負けなしとなった。

 フルアムの次戦は27日に行われ、エヴァートンとアウェイで対戦。一方のアストン・ヴィラは23日にチャンピオンズリーグ(CL)でボローニャ(イタリア)とホームで対戦したあと、リーグ戦では26日にホームでボーンマスと対戦する。

【スコア】
フルアム 1−3 アストン・ヴィラ

【得点者】
1−0 5分 ラウール・ヒメネス(フルアム)
1−1 9分 モーガン・ロジャーズ(アストン・ヴィラ)
1−2 59分 オリー・ワトキンス(アストン・ヴィラ)
1−3 69分 イッサ・ディオプ(OG/アストン・ヴィラ)

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