先日、第57回シッチェス・カタロニア国際ファンタスティック映画祭にて審査員特別賞を受賞した『破墓/パミョ』。この度、本作で映画デビューを飾り、ヘッドフォンと入れ墨で祈祷を捧げる巫堂ボンギル役を演じたイ・ドヒョンからコメントと場面写真が到着した。
本作は、墓に隠された恐ろしい秘密を掘り返すサスペンス・スリラー。第74回ベルリン国際映画祭でワールドプレミア上映されると、世界133か国で公開が決定、海外で熱狂と快挙が報じられた話題作。
『プリースト 悪魔を葬る者』『サバハ』で観客を魅了してきたチャン・ジェヒョン監督も大絶賛するイ・ドヒョンは、ドラマ「刑務所のルールブック」で俳優デビュー。「18アゲイン」で第57回百想芸術大賞の新人俳優賞を受賞し、「ザ・グローリー 〜輝かしき復讐〜」で一躍注目を浴びた。
「Sweet Home −俺と世界の絶望−」「メランコリア 〜僕らの幸せの方程式〜」など、同年代の俳優の中でもしっかりとした演技力によって、日本でも大人気となった彼は、映画デビューとなる本作で、巫堂ファリム(キム・ゴウン)のパートナーとなる弟子ボンギルを熱演している。
今回、映画への初出演、そしてベテラン俳優陣との共演を果たしたイ・ドヒョン。現在兵役中のため来日は叶わなかったが、公開を待ち望んでいる日本のファンヘ向けて、コメントが届いた。
「ボンギルはファリムと一緒に怪しい墓に関わる出来事に飛び込む新人巫堂です。実力は勿論、外見まで全て揃っている最近の若者、MZ世代の巫堂です。それから、欠かすことのできない特別な役割が、まさにファリムをボディーガードのような頼もしさで守ることだったんですが…ファリムさんに頼もしかったと思われていれば嬉しいのですが(笑)」と、まずは役柄紹介。
「巫堂二人組、ボンギルとファリムは巨額の報酬を手にするため、邪悪な気の墓を改装して、奇妙な事件に巻き込まれていきます。果たしてこの事件の背景は何なのか、また実態がどう明かされていくのかに注目して観て下さると、より楽しく、観て頂けるかと思います。僕達ボンギルとファリムの活躍にも沢山期待して下さい。それから、今までの作品では観ることができない、僕の新しい演技と新しい姿を観ることができるかと思います」と期待を煽った。
『破墓/パミョ』は新宿ピカデリーほか全国にて公開中。
(シネマカフェ編集部)