<大同生命SVリーグ男子:大阪B3−0広島T>第2節最終日◇20日◇大阪・パナソニックアリーナ◇観衆2931人
大阪ブルテオン(旧パナソニックパンサーズ)が、今季から始まった新リーグのホーム初勝利をストレートで飾った。
ホーム初戦となった前日の対戦では、広島サンダーズ(旧JTサンダーズ広島)にセットカウント2−0から、フルセットの末に2−3の大逆転負け。今季初黒星を喫していた。
この日の主役は、パリオリンピック(五輪)代表の西田有志(24)だった。両軍で最多の27得点を記録し、アタック決定率は70%という数字を残し、MVPに選ばれた。
「3−0で勝てたことは、すごくうれしい。昨日の敗戦はチームの課題。今日は負けることなく、やれたのはよかった。常にこのパフォーマンスを出せるように準備したい」
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開幕節は優勝候補筆頭のサントリーに2連勝し、これで通算3勝1敗。大阪・枚方市内にある本拠地2戦目で、待望のホーム初勝利をつかんだ。チケットは完売で2931人の観客が集まっていた。
男子日本代表の次期監督に就任する見通しとなったティリ・ロラン監督(60=フランス)も「(西田は)単純に俺がやってやる、というオーラを出しているのがよかった。常にこういうパフォーマンスをしてほしい」と称賛した。
大阪Bは昨季のVリーグで2位になり、新たに始まったSVリーグの初代王者を目指す。西田は「もっとやれると思う。満足していない。修正する部分の方が多い」と、さらなる飛躍を誓っていた。【横田和幸】
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