【バスケ】B1秋田ホーム初勝利 赤穂雷太らの堅守で接戦制し、ホームは笑顔でいっぱいに

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2024年10月20日 20:38  日刊スポーツ

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秋田対佐賀 ゴール下に果敢に攻め込む秋田赤穂(左)(撮影・浜本神威)

<B1:秋田74−72佐賀>◇20日◇第3節◇CNAアリーナ☆あきた



B1秋田ノーザンハピネッツが佐賀バルーナーズに74−72で勝利し、今季ホーム初勝利を挙げた。


SG/SF赤穂雷太(26)が、第3クオーター(Q)にブロックショットを決め、ゴール下にも果敢に攻め込み13得点を挙げるなど攻守で躍動。赤穂を筆頭に堅守を見せ、4連勝中と勢いのある佐賀を振り切った。悔しい負けを喫した第1戦の借りを返し、アリーナをピンクに染め上げた4000人を超えるブースターに笑顔を届けた。


  ◇  ◇  ◇


赤穂のブロックが決まり、クレイジーピンクがどっと波打つ。直後にチームディフェンスで佐賀の足を止め、24秒バイオレーションで秋田ボール。これがディフェンスの秋田だと言わんばかりにCNAアリーナ☆あきたが歓声と手拍子で揺れた。


第3Qを59−47と12点リードで終えると、第4Q残り4分には今季初の「FLY AGAIN」でアリーナの一体感も最高潮。後押しを受けた選手たちは、佐賀の猛追に粘り強くあらがった。相手ビッグマンとマッチアップしながら堅守を体現した赤穂は「簡単にやられてない。そこがすごい良かった」と自身の守備にうなずく。前田顕蔵ヘッドコーチ(HC=42)も「(赤穂は)非常に良かったと思います。佐賀さんのそれぞれのオフェンスのキーマンをしっかり止めてくれていた」と評価した。


第1戦で悔しさを浮かべていたブースターの表情は晴れやかだった。試合後インタビューで、最も印象に残った選手に選ばれたPFタナー・ライスナー(29)が「ミンナダイスキヨ」と会場を笑顔でいっぱいにすると、自身初のMVPを獲得した赤穂も「みんな大好きよ」と重ねて、大歓声を浴びた。前田HCも「ホームでまず1つ勝てたことをうれしく思いますし、皆さんの笑顔を見て、ちょっとホッとしました」と表情を和らげた。


次戦は23日、ホームで越谷アルファーズと対戦する。連勝で今日以上の笑顔を届けてみせる。【浜本神威】

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