これが分かったら「ジジイです!」 思い出エピソード続々飛び出す年代物の電子部品、その正体は…… 「何十年かぶりに見た」「忘れもしない」

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2024年10月21日 09:03  ねとらぼ

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ねとらぼ

友人から譲り受けた物を整備中に発見

 年代物の電子部品を紹介する動画がYouTubeに投稿されました。記事執筆時点で、この動画の再生数は4万7000回を超えています。


【画像】電子部品の正体


●すぐに分かる人は“ジジイ”


 動画が投稿されたのは、YouTubeチャンネル「宮甚商店」。昭和期に青春時代を過ごした人に向けて、懐かしいバイクやクルマ、真空管のアマチュア無線機器などを題材とした動画を公開しています。


 今回取り上げたのは、赤い板が重なったような外見の部品。非常に古い物であるため、投稿者さんは「部品見て名前と働き分かった人……ジジイです!」と紹介しました。


 部品の正体は「セレン整流器」。電気を一方向にのみ流して、交流を直流に変換する性質を有しています。


 1960年代までは、単独もしくは複数個のセレン整流器を内部に組み込んで機械を動作させていたとのこと。現在では、同様の性質を有し、より小さく、より高性能な別の部品が使われています。


●カブから“発掘”


 今回取り上げたセレン整流器は、古いダックスホンダに使われていた物。友人から譲り受けたカブを整備しようとした際に発見しました。


 動画では、長い年月が過ぎた現在でも動作するかチェックした他、小電流ダイオードとの比較も実施。投稿者さんはこの部品を捨てずに「思い出」として手元に置いておくそうです。


 コメント欄には「子どもの頃に教えてもらいました。何十年かぶりに見て懐かしく思います」「忘れもしません65程年前、生まれて初めて秋葉原に行き、最初に買ったパーツ」「自宅のナショナル16型白黒真空管テレビに使われていた」「9mmHOゲージの鉄道模型を懸賞でいただいた。その電源ボックスにセレンが入っていました」などの思い出話が多数寄せられました。


 この他にも、同チャンネルではジャンク品の真空管ラジオを修理したり、車のルーフキャリアを自作したりする動画を公開しています。


画像提供:YouTubeチャンネル「宮甚商店」さん



このニュースに関するつぶやき

  • 秋葉原のジャンクパーツを取り扱ってる店でもめったに見られんだろうなそれ………
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