ラグビー日本代表(世界ランク14位)で8月に初キャップをつかんだFWアイザイア・マプスア(23=トヨタヴェルブリッツ)が21日、母国との対戦に胸を躍らせた。
テストマッチ「リポビタンDチャレンジカップ2024」ニュージーランド(同3位)戦(26日、日産スタジアム)に向け、宮崎で合宿中。オンラインで取材に応じ「ニュージーランドで育っていく中で、オールブラックスを子どもの頃から応援していた。自分たちは一貫して、ジャパンのスタイルを貫く。遂行できれば、ニュージーランドにも勝てると思う」と誓った。
自身はニュージーランドで育ち、19年に入試を突破して慶応大ラグビー部初の外国人留学生として来日した。異国の地、さらには日本ラグビーのルーツ校での挑戦は「機会を得られたのは光栄。その4年間をまたやりたいか、というと、やりたくない」。そう苦笑いする日々で「ハードワーク、トレーニングの強度の高さについていくのが、とても大変だった。それを4年間やりきった経験値と、4年間のハードワークが忍耐強さや、体の強さに直結しています」と胸を張った。
相手の来日メンバーには23年の世界年間最優秀選手で、同じFW第3列を担うアーディー・サベア(31=モアナパシフィカ)がいる。マプスアは「高校生のころからの憧れにしていた選手の1人」と目を輝かせる一方で「自分自身が日本を代表できるのが光栄」。臆することなく、勝負を挑む。【松本航】
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