カワサキは10月22日、サーキット走行専用の『Ninja ZX-10R(レース専用モデル)』を受注生産で特別販売すると発表した。
ベースとなる『Ninja ZX-10R』は、カワサキのスーパースポーツの旗艦モデルだ。その開発には、市販車ベースの世界最高峰レースのひとつであるスーパーバイク世界選手権(WorldSBK)への参戦から得た知見が大いに生かされている。
優れた空力性能とダウンフォースを生み出す一体型ウイングレット装備のカウルや、冷却効果を高め、優れたエンジンパフォーマンスを実現する空冷式オイルクーラーなど、ファクトリーマシン譲りの性能を誇る『Ninja ZX-10R』。そのパフォーマンスをふたたびサーキットの場に還元するのが、今回発売される『Ninja ZX-10R(レース専用モデル)』だ。
レースで勝つためのポテンシャルと、サーキットでのスポーツ走行を楽しむライダーが自身の限界域を探る楽しさを両立したこのマシンは、その名のとおりサーキット専用モデルとなっている。そのため、ABS(アンチロック・ブレーキ・システム)は非搭載で、ナンバープレートを取得するための書類等の発行もなく、公道や一般の交通に供する場所での走行は一切できない。
闘うマシン『Ninja ZX-10R(レース専用モデル)』のカラーは『メタリックフラットスパークブラック×エボニー』の1色のみで、価格は公道仕様から50万6000円安の190万3000円(税込)となっている。注文受付期間は2024年10月22日(火)から2024年12月13日(金)までで、受注生産車のため受付期間経過後の注文は不可能だ。
詳細はカワサキの公式Webサイト(https://www.kawasaki-motors.com/ja-jp/latest-news/1060/Ninja-ZX-10R)を確認してほしい。