田口壮氏、ワールドシリーズは「ドジャースに分」優勝ボーナス裏話も披露「会議で誰がいくら…」

0

2024年10月22日 17:19  日刊スポーツ

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

日刊スポーツ

田口壮氏(2024年6月撮影)

元メジャーリーガー田口壮氏(55)が22日、MBSテレビ「よんチャンTV」(月〜金曜午後3時40分=関西ローカル)に出演。ワールドシリーズ(WS)について解説した。


WSはドジャースとヤンキースのカードに決まった。ロサンゼルスとニューヨークは距離が3970キロ離れ、時差は3時間ある。


田口氏は移動について「飛行機の移動が5〜6時間」としつつ、「楽なのは誰とも会わない。チーム関係者だけです。チャーターバスで飛行機の下まで行って、専用機に乗って。空港からはまた、チャーターバスに乗って白バイの先導で全部信号無視です」と明かした。


機内では「お酒飲んだり、ギター弾いてるやつもいたり、ゲームをしたり」と各選手がリラックスムードで、「僕は吉本新喜劇のDVD持っていって、ずっと見てました。それが唯一の癒やしでした」と振り返った。


現在、公式転売サイトでのチケット価格が最高715万円にはね上がっているが、選手の家族用のチケットについては「家族席はあります。ポストシーズンに入る前に選手は全部押さえてます。『何席、押さえます』って言えば最後まで押さえてくれるので。いらない時は選手間で売り買いする」と明かした。


田口氏は06年にカージナルス、08年にフィリーズでWS優勝を果たしており、勝者の証として与えられる「チャンピオンリング」2つをスタジオに持参。レギュラーコメンテーターのロザンらに気前よく手渡し、「(指にはめても)いいですよ。落としてもかじっても何してもいい」と笑った。


優勝チームにはボーナスも贈られる。


「ポストシーズンが始まる前に、1年間通してベンチにいた人だけで会議がある。その中で誰がいくらもらえるか決まる」


スタッフももらえるが、「まんべんなく全員をケアしていないと誰か1人でも欠けてると、選手が『アイツにはやらなくていい』と言って、またここで論争が巻き起こる。シェアミーティングと言われる」と明かし、共演者を驚かせた。


第1戦もしくは第2戦での先発が予想される山本由伸投手については「僕は2戦目いってほしい。プレッシャーかかると思うんです」。オリックス2軍監督として山本を見てきた“親心”をのぞかせた。


その上で、「若干、ドジャースに分があるかな。メインの選手はいいんですが、その周りを支える選手が調子がいい。ヤンキースは周りの選手があまり機能していない」とドジャース有利の展望を披露していた。

    ニュース設定