【ラグビー】NZロバートソンHC、日本戦「リスペクト払って挑む」代表定着狙う若手は鼻息荒く

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2024年10月22日 19:59  日刊スポーツ

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日本とのテストマッチに向けた思いを語るニュージーランドのスコット・ロバートソン・ヘッドコーチ(撮影・松本航)

ラグビー日本代表(世界ランク14位)がニュージーランド(NZ、同3位)に挑む「リポビタンDチャレンジカップ2024」が、26日に日産スタジアムで行われる。22日、NZが千葉・浦安市内で練習を公開し、登録メンバー23人を発表。就任1季目のスコット・ロバートソン・ヘッドコーチ(HC、50)は、アピールを促す若手中心で構成した。宮崎合宿中の日本は初招集のプロップ、オペティ・ヘル(26=東京ベイ)がオールブラックス相手の鮮烈デビューを誓った。


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昨秋W杯準優勝のNZは、日本戦をアピールの場に設定した。来月11月は敵地で世界ランク1位アイルランド、同4位フランス、同5位イングランドなど4試合を予定。SOで代表131キャップのB・バレット、23年世界年間最優秀選手のNO8サベアら主力は、日本戦前日の25日に欧州へたつ。その上でロバートソンHCは「日本も若い選手が活躍している。リスペクトを払って挑む」と見据えた。


1・5軍相当だが、王国は侮れない。出場すれば初キャップの控えBKラブは「23年間のハードワークがやっと実った。エネルギーとスキルを加えたい」とかみしめた。定着を狙う若手は鼻息が荒く、今秋で代表引退となる先発フランカーのケイン、控えSHのペレナラらには勝負勘がある。


今夏の南半球4カ国対抗は3勝3敗。本拠で迎えた初戦で格下アルゼンチンに敗れ、W杯2連覇中の南アフリカに2連敗と苦しんだ。日本相手の敗戦は許されず、ロバートソンHCは「(北半球遠征の)いいスタートを切りたい」。層の厚さを証明する。【松本航】

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