アトレティコ、ラングレ負傷で最終ラインにケガ人相次ぐ…バリオスは約2週間の離脱に

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2024年10月23日 02:17  サッカーキング

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ラングレ(左)とバリオス(右)が負傷 [写真]=Icon Sport via Getty Images
 アトレティコ・マドリードは21日、同クラブに所属する元フランス代表DFクレマン・ラングレとU−21スペイン代表MFパブロ・バリオスのメディカルレポートを発表した。

 ラ・リーガ第10節が20日に行われ、アトレティコ・マドリードは本拠地でレガネスと激突。試合は前半途中に先手を取られる苦しい展開となったものの、ノルウェー代表FWアレクサンダー・セルロートの2ゴール、そして“エース”の元フランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンの得点により、3−1と逆転勝利を飾っていた。

 だが、同試合では2名の負傷者が発生。まずは62分、自陣ボックス内で相手のスルーパスをクリアしたベルギー代表MFアクセル・ヴィツェルがバランスを崩すと、背後からラングレに接触。ラングレの足に対して、後ろからヴィツェルがのしかかるような形となり、ラングレは足を引きずりながらピッチを後に。再びプレーすることはできず、ウルグアイ代表DFホセ・マリア・ヒメネスと交代した。

 加えて、後半アディショナルタイムには、バリオスが右太もも裏を押さえるような仕草を見せる。セルロートの2点目が生まれた一連のプレーにも絡むことはなく、交代枠を使い切っていた関係もあり、悔しそうな表情を浮かべながら試合終了間際にピッチから退いていた。

 レガネス戦から一夜が明け、アトレティコ・マドリードが2名の選手のメディカルレポートを発表。試合翌日に実施した検査の結果、ラングレは左ひざの内側側副じん帯、および左足首三角じん帯の捻挫が確認されたという。バリオスについては、右太ももに軽度の問題が確認されたものの、肉離れは回避したことが明かされた。

 両選手ともに理学療法による治療とリハビリをスタートさせているようだ。なお、クラブから両選手の離脱期間は明かされていないものの、スペインメディア『アス』や『マルカ』の情報によると、ラングレは最低でも1カ月ほど、バリオスは10日から15日程度戦列を離れることになりそう。バリオスについては、過密日程のなかで公式戦4試合ほどを欠場する可能性が高いものの、11月6日に控えたチャンピオンズリーグ(CL)・リーグフェーズ第4節パリ・サンジェルマン戦までには戻って来られるかもしれない。

 一方、ラングレは11月のインターナショナルマッチウィーク明け、23日のラ・リーガ第14節アラベス戦までの復帰を目指すこととなる。現在のアトレティコ・マドリードでは、スペイン代表DFロビン・ル・ノルマン、同DFセサル・アスピリクエタら、最終ラインに負傷者が相次いでいるが、ラングレまで負傷者リストに名を連ねることとなった。


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