とあるハードオフで発見された、レアなゲームソフトがファンを沸かせています。ファミコンのカセットにも見えますが、実はPCの共通規格「MSX」シリーズ用のソフトなのです。
●1983年に登場したPC規格「MSX」
MSXは、1983年にマイクロソフトとアスキーが提唱した規格。メディアにはカセットテープやフロッピーディスクのほか、ゲーム機と同様のロムカセットも採用されていました。
参入したゲームメーカーのなかで目立っていたのが、他機種にない作品を多数リリースしていたコナミ。移植作品にも独自のアレンジが施されていましたし、「メタルギア」や「パロディウス」といったのちの人気シリーズも、MSX系から生まれています。
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●ハードオフに眠るファン垂ぜんのタイトル
現在もMSXソフトの楽曲再現に取り組んでいるというXユーザーのハムカツさんは、最寄りのハードオフでたいそう驚くことに。ファミコンやスーパーファミコンのカセットに交じって、コナミのMSX用ソフトが無造作に置かれていたのです。
ラインアップは「パロディウス」「夢大陸アドベンチャー」「F-1スピリット」「グラディウス2(※業務用のグラディウス“II”とは全くの別物)」。Xでは「変な声出た」「うわー」「ビビった」「ヤバすぎる」「名作すぎる」「お宝じゃー!」「こんなの買える機会あったら全部買う」と、歓喜するファンの声がみられます。
ちなみに、どれも価格は5500円程度とのこと。ハムカツさんは全部持っているので手は出さなかったものの、「今の相場からすると悪くない値付け」としています。
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