世界一高価なバッグ 「ラバンヌ」が純金製の1969バッグを発表

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2024年10月23日 14:41  Fashionsnap.com

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ラバンヌ「1969」アルティザン・エディション

Image by: rabanne
 「ラバンヌ(rabanne)」が、"世界で最も高価なバッグ"を発表した。アイコンバッグ「1969」のアルティザン・エディションとして製作された3型のバッグのうちのひとつで、18Kゴールド製。価格は25万ユーロ(約4100万円)となっている。

 バッグが登場したのは、パリで開催された2025年春夏コレクションのショーで、テーマは「material girls」。ラバンヌは数十年にわたり素材の実験に取り組んでおり、今シーズンもクリエイティブ・ディレクターのジュリアン・ドッセーナ(Julien Dossena)により様々な素材が取り入れられた。
 中でも注目を浴びた「1969」アルティザン・エディションは、メダル製造の「アルテュス・ベルトラン(Arthus Bertrand)」、陶器の「アスティエ・ド・ヴィラット(Astier de Villatte)」、吹きガラスの「ヴェニー二(Venini)」の3つのコラボレーションにより製作。ディスク ドレスを着用したモデルが手に持って登場した。
 アルテュス・ベルトランは18K ゴールドを使用。1969バッグの特徴であるディスクが371枚、重さは745gで、機械と手作業により製作に100時間がかけられた。これは1968年に、創設者パコ・ラバンヌ(Paco Rabanne)が歌手で女優のフランソワーズ・アルディのために、ゴールドとダイヤモンドで製作したドレスが着想源。当時「世界で最も高価なドレス」と称されて話題になった。
 アスティエ・ド・ヴィラットのバッグは、代名詞である乳白色の陶器で製作。550枚の小さなディスクで構成され、10日間かけて作られている。ヴェニー二は、グラデーションカラーのムラノガラスのディスクを、1つのバッグにつき6色40枚、計240枚使用して製作した。価格はそれぞれ9000ユーロ(約148万円)。
 これらのバッグは限定生産となり、特別注文を受け付ける(一部完売)。

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