年月は流れ。子育てもかなり落ち着いてきたので、この地域で何店舗もチェーン展開しているファミリーレストランで、パートとして働き始めることにしました。
店長は良いところに車を停めて当たり前、従業員は不便でも我慢しろってどう思いますか!?
パートとはいえ、お店のために力をフル稼働して、全身全霊働いています!
お店への貢献度だってかなりのものだと思うのに……。
店長への不満で心がモヤモヤしている最中、突然強風が吹きました。
するとその瞬間、バキッとイヤな音がしました。そうです。傘が壊れてしまったのです……。
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久々にパートとして働き始めることにした私。
最初こそブランクが心配だったものの、前職の接客経験が役に立ち、4か月ほどで私は職場のリーダー的存在になりました。
三人分くらい丁寧かつスピーディーに働いているので、正直店長よりこの店に貢献している気がします。
それなのに……いえ、だからこそ、でしょうか。
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【中編】へ続く。
原案・編集部 脚本・大島さくら 作画・あをきちなつ