「ベイカー・ストリート」は、元々1975年に当時の三陽商会子会社であったサンヨーベイカーが展開をスタートし、同子会社精算後は三陽商会の紳士服部門が2003年まで展開していた、20〜30代向けのブリティッシュテイストのブランド。今回「ブリティッシュカジュアル」がテーマの新ブランドを立ち上げるにあたってイメージや方向性がマッチしたことから、同社が商標権を持っていた「ベイカー・ストリート」をブランド名に掲げたという。
ベイカー・ストリートのブランドテーマは、「Quintessentially British Clothing with Humour(英国服の真髄をユーモアとともに表現する)」。英国式の服へのこだわりを現代性や遊び心とともに表現する本物志向の大人に向けたメンズカジュアルブランドとして、50代の男性をコアターゲットに、30〜40代の新規客層も視野に入れたコレクションを展開する。
コレクションでは、ブランドの顔となるオリジナルのチェック柄「ベイカー・ストリート タータン(BAKER STREET TARTAN)」をはじめ、グレンチェックや「リバティ(LIBERTY)」プリント、ペイズリー柄など、ブリティッシュテイストを感じさせるプリントや柄などを落とし込んだアイテムを豊富に提案。フィールドジャケットの代表であるM65といったアウターやブレザー、オックスフォードシャツ、ポロシャツ、トレーナー、チノパンツなど、英国スタイルを作る上で不可欠な定番品を幅広くラインナップする。
また、ウルトラストレッチや超軽量、撥水性、接触冷感、UVカットといった多様な機能を落とし込んだ商品や、上質なカジュアル感を表現するユニークな「ガーメントダイ」を施したアイテムなど、三陽商会が得意とする高品質で機能性の高いものづくりを随所に反映する。