アメリカンフットボール関西リーグの関大が23日、関学大戦(26日、大阪・花園ラグビー場)を前に、大阪・吹田市内のグラウンドで練習を公開した。
目指す09年以来の甲子園ボウル出場へ向け、負けられない一戦。元ラガーマンのDL稲田一聖(3年)には、特別な思いがある。
「大学で、こうして花園でプレーできるとは思ってなかったので、すごくうれしい」
兵庫・報徳学園高ラグビー部出身。3年時に花園出場を果たしたが、自身はメンバー入りできず、観客席で応援に回った。
憧れ続けた聖地。一度もプレーできなかった心残りある場所は、昨季72年ぶりに秋季1部リーグの会場になった。そして、今季は関大戦が開催される舞台に決まり「テンション上がりました」とフィールドに立てることに高揚した。
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涙をのんだ3年前から体重は15キロ増。大学ではレギュラーの座をつかみ取り、身も心も成長した。
「次でいい思い出にしようと思っている。低く、低く。自分の体を生かしたプレーで、関学のOLみんなつぶすつもりでいきたい」
前節は立命館大に勝利。自らの力を信じ、甲子園ボウル6連覇中の強豪を倒す。
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