銅板ぶきの神社屋根、盗難被害で地肌むき出し 栃木・足利

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2024年10月23日 21:29  毎日新聞

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銅板が盗まれ、下地がむき出しになった厳島神社の屋根=栃木県足利市教委提供

 栃木県足利市は23日、同市名草上町の厳島神社で、社殿の屋根の銅板が盗まれたと発表した。観光客が3日に気付き、同神社が4日、足利署に被害届を出した。


 市教委文化課によると、盗まれたのは縦15センチ、横56センチの銅板など約1630枚で、被害額は約65万円相当。棟木部分など外すのが難しい場所以外、屋根全体から銅板がはぎ取られていた。神社を管理する総代が9月16日、異状がないことを確認しており、その後の犯行とみられる。


 神社は人気アニメ「鬼滅の刃」の聖地として知られる国指定天然記念物「名草の巨石群」の指定地内にあり、社殿は1872年に再建された。駐車場からは600メートルほど離れているが、参道は途中まで舗装されている。


 市内では今年5月、市指定文化財「樺崎八幡宮」で約400万円相当の銅板が盗まれるなど神社での被害が相次いでいる。【太田穣】



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  • あちこちの戦争が終われば、金属の値段は落ち着くよ・・・銅は特に。
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