【バスケ】宇都宮が5連勝 後半の失点をわずか23点にとどめた修正力光る

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2024年10月24日 09:45  日刊スポーツ

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宇都宮対群馬 ホームで5連勝を飾った宇都宮。ハロウィンナイトで仮装したマスコットのブレッキーと比江島慎(撮影・沢田啓太郎)

<バスケットボールBリーグ1部(B1):宇都宮72−69群馬>◇23日◇第4節◇ブレックスアリーナ宇都宮



宇都宮ブレックスが苦しみながらも5連勝を飾った。


修正力、そして守備力で北関東のライバルに競り勝った。56−56で迎えた第4Q。スタートラインアップに高島紳司を入れて、守備の強度をさらに上げた。高島が相手の司令塔を激しくマークするなどして、群馬の攻撃を4度続けて阻止。その間に7点を奪い、結果的にこのリードを守り切った形となった。


「シンジ(高島)を起用したのは、第3Qからのいい流れをつなげるため。個人としてもチームとしても素晴らしいディフェンスを遂行してくれた」


ケビン・ブラスウェルヘッドコーチ(HC)が言う。前半は群馬の8本の3点シュートを決められるなど、守備に甘さが見られた。特に第2Qはなんと30失点。ブラスウェルHCはハーフタイムに前半の映像を見せ、攻守ともに修正点を指摘していた。


高島が振り返る。


「ケビンから(第2Qは)セカンドユニットで14点くらい失っていると指摘されました。強度が落ちていると言われたので、後半はさらに激しくプレーすることを意識しました」


後半はチーム全体の強度が上がり、失点を23点にとどめた。前半いいように決められた3点シュートも、1本(13試投)に抑え込み、高い修正力を発揮した。


ただ、最後は、1点ビハインドの第4Q残り12秒にD.Jニュービルの逆転3点シュートで辛くも勝っただけに、5連勝とはいえ、攻撃面を始め課題は多い。


「チームとして、まだまだ完成にはほど遠い。シーズンを通じて追い求めていくしかない」


ブラスウェルHCの言葉にうなずくしかない。攻守ともにかみ合うには、もう少し時間がかかりそうだ。【沢田啓太郎】


12得点8リバウンド、Bリーグ通算100ダンクシュートを決めたグラント・ジェレット選手の話


「ハーフタイムでの修正指示をしっかり遂行できた。ダンクの数は数えてなかったよ(笑い)。ダンクは力いっぱいたたき込めと、小さいころから教わってきた」

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