エフアンドエムネット(大阪府吹田市)は運営する管理部門向けのビジネスメディア「労務SEARCH」において、職場のストレスに関するアンケート調査を実施した。その結果、20代以上の社会人の9割超が職場でストレスを感じており、最もストレスを感じていることは「上司との人間関係」であることが分かった。
職場でのストレスについて、「ときどき感じる」「頻繁に感じる」「たまに感じる」を合わせると、95.6%がストレスを感じると回答した。頻度の差はあれど大多数が職場においてストレスを感じていることが分かった。
職場でのストレスを最も感じる場面については、「上司との人間関係」(19.7%)が最も多く、次いで「同僚や部下との人間関係」(15.3%)、「仕事量が多い」(15.0%)が続いた。1位、2位ともに人間関係に関する回答となり、職場のストレスの多くは人間関係に起因していることが推測される。
職場でのストレスが仕事の集中力やパフォーマンスに影響を与えるかどうかについて、54.4%が「どちらかといえば影響する」と回答した。「とても影響する」と回答した人を合わせると、8割以上の人がストレスが仕事に影響を受けていることがうかがえた。
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職場のストレスによって転職を考えたことがある人は72.0%に上った。従業員が職場でストレスを感じる環境にあることは、企業にとっても深刻な人材流出リスクにもつながる結果となった。
調査は9月24〜25日、20代以上の働く男女300人を対象にインターネットにより実施した。
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