JpnI馬が最下級のC3クラスからリスタート 土曜高知7Rで復活ののろし上げるか

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2024年10月25日 11:55  netkeiba

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キャッスルトップ(ユーザー提供:naさん)
 21年のジャパンダートダービーを制したJpnI馬キャッスルトップ(牡6)が、今週土曜の高知7R(C3-9組、ダ1600m)でリスタートを迎える。

 同馬は父バンブーエール、母ジーガートップラン、母の父マヤノトップガンの血統。20年10月に船橋競馬場でデビューを迎え、通算9戦目となった翌年5月に浦和の3歳四組で初勝利を挙げる。続くJRA交流ツイントップ特別、船橋B3条件の水無月特別と連勝を伸ばし、果敢にもジャパンダートダービーにチャレンジすると、12番人気で単勝129.5倍の伏兵評価を覆して大金星。タッグを組んだ仲野光馬騎手は同レースが3回目の重賞挑戦で、大井競馬場での騎乗が1年9カ月ぶりだったことも話題となった。

 その後は重賞やオープンで出走を重ねたが、23年3月の日吉オープン2着が最高着順で、このほど船橋・渋谷信博厩舎から高知・宮川真衣厩舎へ拠点を移した。高知競馬では原則として過去2年間の獲得賞金額で格付けを決定しているため、近走成績が振るわないキャッスルトップは最下級のC3クラスとなった。

 同じく高知C3から第一線にカムバックを果たした馬には、今年の黒船賞で2着に入ったヘルシャフトがいる。同馬は20年の伏竜Sを制すなどJRAのダート戦線で活躍したが、その後長期休養などもあり地方転入。22年暮れに兵庫から高知に本拠地を移すと、コツコツと実績を積み、今年1月の黒潮スプリンターズC、続く御厨人窟賞と重賞連勝を飾り、ダートグレード競走の黒船賞でも見せ場をつくった。キャッスルトップも華麗な復活劇を見せることができるか。まずは初戦から結果を残したい。

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