角田夏実、オールブラックスの選手を前に手に汗「持ち上げられて投げられちゃいそう」

　パリ五輪の柔道女子48キロ級で金メダルを獲得した角田夏実（32）が25日、都内で開かれたラグビーニュージーランド代表「オールブラックス」のトークショーイベントにゲストとして出席した。

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　角田はタレントの武井壮（51）と共にゲスト出演。サム・ケイン、ダミアン・マッケンジー、ルーベン・ラヴの登場を前に「間近で会えるということで今、手に汗をかいています」と緊張。さらに実際に目の前にして「柔道の選手とはまた違ったすごい体」と驚嘆。裏で武井から「投げられそう？」と聞かれたと言う角田は「絶対無理。戦えない。前にも立てない。持ち上げられて投げられちゃいそう」と恐縮しきりだった。一方、6、7歳の2年間の柔道経験があると話したサム・ケインは「世界チャンピオンの角田夏美さんを投げるのは…」とこちらも角田の強さに敬意を示していた。武井から得意技を聞かれたサム・ケインは「太ももを叩いて、「タップアウト」であることを示して、笑いを誘っていた。

　また、オールブラックスの選手は前日の過ごし方も紹介。サム・ケインは、十分な睡眠を取り、その後、コミュニティー活動や社会貢献活動などに従事することを紹介。午後には強度の低い短めのトレーニングで最終の準備を行っていると言う。

　年齢を重ねる中でストレッチを増やしたりトレーニングを考えたりすると言うサム・ケインの話に、「私自身、柔道の中で年齢が高くて、サム・ケインさんのトレーニングの頭を使ってというところに私もアドバイスをいただけた。まだまだ頑張っていきたいなと逆に力をもらいました」と笑顔で語った。

　なお、あす26日、神奈川・横浜市港北区の日産スタジアムで開かれるリポビタンDチャレンジカップ2024で日本代表とオールブラックスが対戦する。