【フィギュア】松生理乃はSP出遅れ「なんでなんだろう…」ジャンプ失敗続き52・31点

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2024年10月26日 08:29  日刊スポーツ

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フィギュアスケートGPシリーズ スケートカナダ女子SPで演技を披露する松生(撮影・藤塚大輔)

<フィギュアスケート:グランプリ(GP)シリーズ第2戦スケートカナダ>◇25日(日本時間26日)◇カナダ・ハリファクス◇女子ショートプログラム(SP)



【ハリファクス=藤塚大輔】前回大会3位の松生理乃(20=中京大)が52・31点と出遅れた。


冒頭のダブルアクセル(2回転半)が「自分の中でもびっくりした」と両足着氷となり、演技後半の3回転ルッツで転倒。ジャンプ3本が全て出来栄え点(GOE)で減点になるなど苦しみ「練習からジャンプ3つのうち2つを失敗するのは、なかなかないミス。もちろん悔しいですけど、なんでそういうことになったのかが、まだ分からない。『なんでなんだろう…』というのが今の気持ちです」と冷静な口調で振り返った。


今季のSPでは昨季に続いて「One Day I’ll Fly Away」を舞う。当初はジャズの楽曲に変更予定だったが、もともと得意とするのは柔らかな曲調のプログラム。「どういう曲ならきれいに見えるか」を見つめ直し、8月以降に継続を決断した。


曲は継続となったが、ジャンプ構成は昨季の前半シーズンから変更。昨年末の全日本選手権までは連続3回転を3本目に跳んでいたが、2本目へと組み替え、ジャンプの組み合わせもルッツ−トーループからフリップ−トーループへ変えた。「結構失敗してしまう回数が多くて。2本目にコンビネーションをやって着実にいけた方がいい」と決断。冷静に1つ1つの判断を下しながら、今季を迎えていた。


女子フリーは27日午前7時10分(日本時間)から行われる。上位を追う形となるが「こんな演技でもフリーを滑らせていただけるのは、すごく光栄なことだと思う。明日は自分が練習してきたことを出して、最終的に納得して終われる演技ができたらいいかなと思います」と前を向いた。

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