ロバーツ監督「スイングを見て、いったと思った」フリーマンのサヨナラ満塁弾に興奮「最高に幸せ」

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2024年10月26日 16:44  TBS NEWS DIG

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■MLB ワールドシリーズ第1戦 ドジャース 6x−3 ヤンキース(日本時間26日 ロサンゼルス、ドジャー・スタジアム)

ドジャースがヤンキースとのワールドシリーズ初戦で、延長10回にF.フリーマン(35)がWS史上初となるサヨナラ満塁弾を放ち、劇的逆転勝利を収めた。

この日、大谷翔平(30)は1点ビハインドの8回に同点劇につながる二塁打を放つなど、5打数1安打で勝利に貢献。明日の第2戦は山本由伸(26)が先発マウンドへ。ヤンキースは今季チーム最多16勝、C.ロドン(31)が先発する。

試合後の会見で、指揮官のロバーツ監督(52)は「これまでもすごい瞬間を目撃してきたが、その中でも最高の瞬間かもしれない。彼ら(ヤンキース)がムーキー(ベッツ)を歩かせることを決断した後、フレディ(フリーマン)の打席には自信が持てた」と延長10回裏を振り返り、「(フリーマンの)スイングを見て、いったと思った。サヨナラ勝ちでもあそこまで(喜びで)興奮することはなかなかないが、それも仕方ない。あの前までも素晴らしいゲームだったが、あのフィニッシュで最高に興奮させられた」と劇的勝利の瞬間の心境を。

故障を乗り越えてきたフリーマンに対し「今夜、フレディはこのゲーム(ワールドシリーズ)から讃えられた。厳しいシーズンになっているが、それでもチームメイトのために前に進み続けている。最高に幸せだよ」と賛辞を送る。

10回の2死二・三塁の場面では、ヤンキースはM.ベッツ(32)との勝負を避け、申告敬遠。フリーマンとの対決を選択。「左対左とはいえ、フリーマンは見下されていると感じたと思うか?」の質問に「そうだと思うし、そう感じるべきだ。アーロン(ブーン監督)は自信を持ってそうしたのだろう。ただ(目の前で)歩かされた選手は見下されたと感じるべきなんだ。勝負師とはそういうものだ」と申告敬遠の場面を振り返った。

さらに「両チームのブルペンの使い方にも切迫感が感じられた。ここで1勝できたのは大きい。(ヤ軍先発の)ゲリット(コール)はよかった。中盤に得点機があったが活かせなかった。それでも粘り抜き、機会を作り、ビッグヒットが出た」と闘い抜いた選手たちを称えた。
 

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