【フィギュア】吉田陽菜「練習で失敗しといたから大丈夫」強心臓でSP4位発進/スケートカナダ

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2024年10月26日 18:18  日刊スポーツ

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フィギュアスケートGPシリーズ スケートカナダ女子SPで演技を披露する吉田(撮影・藤塚大輔)

<フィギュアスケート:グランプリ(GP)シリーズ第2戦スケートカナダ>◇25日(日本時間26日)◇カナダ・ハリファクス◇女子ショートプログラム(SP)



【ハリファクス=藤塚大輔】昨季の世界選手権8位の吉田陽菜(はな、19=木下アカデミー)が65・32点でSP4位発進となった。


2本目のルッツ−トーループの連続3回転ジャンプは着氷が乱れたものの、冒頭のダブルアクセル(2回転半)、3本目の3回転ループは成功。3位のキミー・レポンド(スイス)と1・62点差の表彰台圏内につけ「去年のSPよりは高い点数。少しずつ前に進めているんじゃないかな」と手応えを示した。


この日の公式練習ではジャンプの着氷で苦戦する場面もあったが「曲以外のジャンプは自分のイメージ通りのジャンプもあったので。正直、全然不安はなかった。『公式練習で失敗しといたから大丈夫』と思っていた」と強心臓で本番へ。体を大きく動かして滑り切り「しっかり最後まで集中していた」とうなずいた。


女子フリーは27日午前7時10分(日本時間)から行われる。今大会前には、大技トリプルアクセル(3回転半)を投入予定としており「練習してきたことを信じて、本番は思い切っていきたい」と意気込んでいた。


日本勢は世界選手権3連覇の坂本花織(24=シスメックス)が74・97点で首位発進。前回大会3位の松生理乃(20=中京大)は52・31点で10位発進となった。

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