<バレーボール・Vリーグ女子:ブレス浜松3−1JAぎふ>◇26日◇浜松アリーナ
ブレス浜松が“新”Vリーグ開幕戦を快勝劇で飾った。ホーム浜松アリーナでJAぎふに3−1。詰め掛けた約1526人の観衆を魅了し、地元ファンを喜ばせた。就任6年目で初の本拠開幕を迎えた浜田義弘監督(52)は「開幕らしい緊張もあったが、終盤までよく粘ってくれた」と選手をたたえた。
ダブルエースが、勝利を呼び込んだ。オポジット(OP)若泉佳穂(25)が、昨季リーグ得点王にふさわしいプレーを披露。両チーム最多の22得点(アタック21、ブロック1)を挙げ、バックアタック成功率は70%(10本中7本)をマークした。「初のホーム開幕に勝利できて良かった。今季はバックフェイントなどプレーの引き出しが増えた。この成功率は自信になった」と汗をぬぐった。
エースの活躍にアウトサイドヒッター(OH)アンドラデ・レイレライニ(24=袋井市出身)も、負けじと競演。21得点(アタック18、ブロック3)とチームを勝利に導きながらも「後半はブロックに捕まってしまい、プレーに波があった」と反省を口にした。
それでも、幸先良いスタートを切ったチームは27日(午後3時)も同じ会場でJAぎふと対戦する。レイレライニは「次も勝利でつなげていく」と、ホームの声援を力にしての開幕2連勝を誓った。【山口昌久】
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