【アメフト】関学大が4年連続61度目V エースQB負傷も、関大に31−15で勝利

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2024年10月26日 20:07  日刊スポーツ

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関大対関学大 関大に勝利しスタンドの応援団にあいさつする関学大の選手たち(撮影・上山淳一)

<アメリカンフットボール関西学生リーグ:関学大31−15関大>◇26日◇大阪・花園ラグビー場



甲子園ボウル6連覇中の関学大が関大を下し、4年連続61度目のリーグ優勝&全日本大学選手権進出を果たした。


関学大にとっては、今季初のビッグゲーム。優勝がかかる大一番で、開始直後にアクシデントが起きた。エースQB星野秀太(3年)が負傷。昨季関大戦でも前半で負傷交代していた司令塔が、担架で運び出された。「まじか…」。後を任された弟の星野太吾は想定よりも早い出番に不安を感じたが、兄秀太が持つ3本のリストバンドと「あとは任せた」という伝言をマネジャーから受け取り、覚悟を決めた。「やりきろうと。兄の気持ちも背負いながらやりきりました」。


今季、コンディション不良の兄秀太に代わってスタメンを担ってきた1年生QBは、アクシデントにも動揺することなく落ち着いてプレー。第1クオーター(Q)7分16秒には先制タッチダウン(TD)を奪い、第3Q5分43秒にはWR五十嵐太郎(3年)へのロングパスを通してTDを追加。負ければ優勝への道が途絶える相手の猛攻を阻止し、勝ちきった。


次節は立命館大戦(11月10日、大阪・万博記念競技場)。「本当に強い相手。昨年も、立命館大に勝って関大に足もとをすくわれて。そういう部分を先輩たちが味わっていると思うので、準備を怠らず、先輩についていきたい」。全勝の単独優勝を収め、全日本大学選手権に乗り込む。

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