フライブルクの堂安律、5試合連続無失点のライプツィヒ相手に今季4点目も…後半3発で逆転負け

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2024年10月27日 00:57  サッカーキング

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堂安律がヘディングで今季4点目も… [写真]=Getty Images
 ブンデスリーガ第8節が26日に行われ、ライプツィヒとフライブルクが対戦した。

 ライプツィヒは前節終了時点で5勝2分と無敗をキープし、現在は首位に立つバイエルンと勝ち点で並びながらも2位につけている。23日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)・リーグフェーズ第3節ではリヴァプールに0−1で敗れ、欧州の戦いでは3連敗と苦しいスタートを強いられたが、国内では好調を維持している。

 対するフライブルクもここまで5勝2敗と悪くないスタートを切った。現在2連勝中と波に乗るなかで、今節は強豪とのアウェイゲームに臨む。フライブルク所属の堂安律は、開幕から8試合続けてスターティングメンバーに名を連ねた。

 試合の均衡は序盤の15分に破れる。フライブルクは左サイドからうまく前進すると、ヴィンチェンツォ・グリフォとのワンツーでクリスティアン・ギュンターが縦へ突破し、クロスまで持ち込むも、ここは相手がブロック。それでも、こぼれ球を拾ったエレン・ディンクチが横へ繋ぎ、グリフォがペナルティエリア手前左寄りの位置から右足でインスイングのボールを送ると、ファーサイドへ走り込んでいたのは堂安。ダイビングヘッドを押し込み、フライブルクが先手を取る。堂安は5試合連続クリーンシートを続けていたGKペーテル・グラーチの牙城を崩し、今季4点目を挙げた。

 勢いに乗ったフライブルクは21分、グリフォの蹴ったフリーキックからルーカス・キュブラーがヘディングシュートを放つも、ここはGKグラーチの正面へ。続く34分には背後からのボールを堂安が頭で繋ぎ、抜け出したディンクチがミドルシュートを放つも、枠を捉えきれない。前半はこのままフライブルクの1点リードで終了した。

 後半に入ると、ライプツィヒが反撃の狼煙を上げる。47分、左フリーキックの跳ね返りを拾い、ボックス左のスペースでフリーになったベンヤミン・ヘンリヒスが最終ラインとGKの間にグラウンダーのボールを蹴り込むと、ヴィリ・オルバンが合わせてネットを揺らす。試合は振り出しに戻った。

 続く58分には、ゴールキックからライプツィヒが攻撃をスタートさせ、ピッチ中央付近でクリストフ・バウムガルトナーがうまく反転し、スルーパスを送る。ボックス左へ侵入したロイス・オペンダがマイナスへ折り返すと、最後はファーサイドで詰めていたルチャレル・ヘールトライダがダイレクトでで沈め、ライプツィヒが逆転に成功した。

 ライプツィヒの1点リードで終盤へ突入すると、79分には“スピードスター”が持ち味を発揮。中盤でバウムガルトナーボールを奪ったところから、アンドレ・シルヴァが前を向き、スペースへスルーパスを流し入れる。反応したオペンダは一気にギアを上げ、寄せてくる相手を振り切って右足で流し込む。ライプツィヒが勝利を決定付ける3点目を奪った。

 試合はこのままタイムアップ。堂安の得点でフライブルクが先手を取ったものの、後半の2ゴールでライプツィヒが逆転に成功。優勝争いに絡んでいる所以を示し、ブンデスリーガ4連勝を記録した。なお、堂安はフル出場を果たしたが、フライブルクは3試合ぶりの黒星を喫した。

 この後、両チームはミッドウィークにDFBポカール2回戦の戦いを挟み、過密日程のなかで次節のブンデスリーガに臨む。ライプツィヒは11月2日に敵地でドルトムントと、フライブルクは3日にホームで佐野海舟が所属するマインツと、それぞれ対戦予定だ。

【スコア】
ライプツィヒ 3−1 フライブルク

【得点者】
0−1 15分 堂安律(フライブルク)
1−1 47分 ヴィリ・オルバン(ライプツィヒ)
2−1 58分 ルチャレル・ヘールトライダ(ライプツィヒ)
3−1 79分 ロイス・オペンダ(ライプツィヒ)

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