<フィギュアスケート:グランプリ(GP)シリーズ第2戦スケートカナダ>◇26日(日本時間27日)◇カナダ・ハリファクス◇男子ショートプログラム(SP)
【ハリファクス=藤塚大輔】前回大会でGPシリーズ初優勝を飾った山本草太(24=中京大)が、男子ショートプログラム(SP)で92・16点をマークし、3位発進となった。
冒頭の4回転−3回転の連続トーループを成功。続く4回転サルコーも鮮やかに決め、出来栄え点(GOE)で2・36点の加点を引き出した。トリプルアクセル(3回転半)は少し詰まったが、それは「山本草太あるある」。「悪いアクセルが日本で出始めてきていた」と不安を抱えながらの本番となったが「思い切って突っ込む形で、少し詰まった形にはなったけど、そこは自分を信じられたと思う」とうなずいた。
今大会のリンクは、通常よりもショートサイドがやや短くなっている。山本は拠点とする愛知・中京大だけでなく、名古屋市内の大須スケートリンクも利用して対策に励んできた。今大会前には「小さいサイズでシミュレーションしてきた。そういう練習はしっかり取り組んできたので、自分を信じて思い切っていきたい」と意気込んでいた。
フリーは28日午前0時(日本時間)から行われる。106・22点で首位発進のイリア・マリニン(米国)、96・52点で2位の佐藤駿(エームサービス/明治大)を追いかける。
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