母は重賞3勝のディアデラマドレ カーラデマドレがC.ルメール騎手で確勝期す

　重賞3勝のディアデラマドレを母に持つカーラデマドレ(牝2、美浦・宮田敬介厩舎)が、日曜東京2Rの2歳未勝利(芝1600m)で初勝利を狙う。

　カーラデマドレは父ドレフォン、母ディアデラマドレ、母の父キングカメハメハの血統。母は14年のマーメイドS、府中牝馬S、愛知杯の覇者。祖母のディアデラノビアは05年のフローラS、07年の京都牝馬Sと愛知杯を制している。さらに半姉のクラヴェルは21年のエリザベス女王杯で3着。そして母のきょうだいにはドレッドノータスやディアデルレイ、サンマルティンなど活躍馬がズラリと並ぶ。

　8月新潟の新馬(芝1600m)でデビュー。1番人気の支持に応えられず4着だったが、何度も手前を替えていたように若さが出たもので、決して力負けではない。今回はリフレッシュ放牧明けとなるが、仕上がりは上々。鞍上にC.ルメール騎手を配し、負けられない一戦となる。