【フィギュア】松生理乃が銀メダル「こんなに高い点数を…」SP10位からフリー139.85点

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2024年10月27日 08:39  日刊スポーツ

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フィギュアスケートGPシリーズスケートカナダ 女子フリーで演技を披露する松生理乃(撮影・藤塚大輔)

<フィギュアスケート:グランプリ(GP)シリーズ第2戦スケートカナダ>◇26日(日本時間27日)◇カナダ・ハリファクス◇女子フリー



【ハリファクス=藤塚大輔】ショートプログラム(SP)10位の松生理乃(20=中京大)が逆転で表彰台に上った。フリー139・85点の合計192・16点を記録。SPから大きく順位を上げ、銀メダルに輝いた。


得点が表示されると「うわあ」と声を漏らし、満面の笑みで喜びに浸った。「こんなに高い点数をいただけるとは思っていなかった」。


冒頭の3回転ループを危なげなく成功。その後も3回転フリップ、ダブルアクセル(2回転半)と積み重ね、ほぼノーミスの演技で観客を自らの世界へ誘った。演技後は左拳を力強く振り下ろし、喜びを爆発。「とにかく『やった』という気持ち。モヤモヤした気持ちを解消できて、すごい良かった」と声も弾んだ。


前回大会3位の実力者は、SPで苦しんだ。冒頭のダブルアクセル(2回転半)が「自分の中でもびっくりした」と両足着氷となり、演技後半の3回転ルッツでも転倒。ジャンプ3本が全て出来栄え点(GOE)で減点となり「なんでそういうことになったのかが、まだ分からない。『なんでなんだろう…』というのが今の気持ち」と吐露していた。


一夜明け、フリーへ向けた公式練習でも改善策は見当たらず苦悩したが、フリーでは見事に立て直し、SPでためた鬱憤(うっぷん)を晴らした。

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