<嫌いになる理由>推しへの熱が冷めたきっかけは?最多は「恋愛・結婚」ではなく……!

2

2024年10月27日 13:30  ママスタセレクト

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

ママスタセレクト

ママスタ


推し活、していますか? それまでは「オタク」「ファン」と呼ばれていた、好きな対象を応援する行為。対象に「推し」という呼び名がつき、「推し活」というワードが生まれたことで一気にその行動が市民権を得た気がします。
推しにハマるきっかけがある一方、冷めてしまうきっかけだって同じようにあるはずです。ママスタコミュニティにも、推し活をやめたきっかけについて問うトピックがありました。

「みんなのもの」だった推しが、ひとりのものになるなんて



投稿者さんが冷めたきっかけは、推しの結婚。お相手が苦手な芸能人だったことが決定打になったといいます。とくにアイドルの場合は夢を売る仕事だけに、結婚発表や恋愛報道に接することで一気に現実に引き戻されるファンがいるようです。共感するコメントも多く寄せられました。
『彼女と並んでいる写真を見て一瞬で冷めた』
それまでみんなで共有していたはずの推しが、ある日特定の誰かのものになるのです。「私が推していたあの頃も、彼女と過ごしていたんだ! と思うから」と、生々しい想像をしてしまうことも。
『アイドルだと熱が冷めるけど、アーティストとして才能を推していればそんなことはない』
結婚・恋愛報道=推し活をやめるきっかけ、になるわけではないという声も複数ありました。推しが恋愛や結婚を糧に、今後はより素敵なものを見せてくれるかも? そう考えれば、許容できるのもわかります。「結婚までは想定内で、むしろ安心&祝福していた。ただ、子どもが生まれてから急に家庭の話をするようになり萎えた」という人もいました。プライベートは見えなくていい、結婚した後もずっとファンタジーを続けてほしかったのでしょう。
『いかにも遊んでいそうな子なら、それも含めての魅力だから許せる』
推しのキャラクターにもよりそうです。この方は「逆に真面目を売りにしていた子だと、推していた自分が悲しくなる」といいます。
『好きすぎて辛くなり、やめた。きっかけは、推しの舞台を間近で観たこと。途方もない悦びと同時に、この想いが成就しない絶望感に襲われた』
なかには、こんな声もありました。リアコ(リアルに恋している)というやつです。推しが演じたキスシーン相手役の女優さんを、その後も目にするたび泣いていたそうで……。辛さを感じるほどの想いなら、断ち切るほうが賢明かもしれません。

こんな人だったの?!人間性を知ったことでドン引き


実は一番多かったきっかけは、「推しの結婚・恋愛」ではありません。最多だったのは「推しのダークな人間性を知ったこと」。
『アンチ的な投稿をするようになった。ドン引きして、一気に嫌いになった』
プライベートは絶対に明かさないタイプの芸能人もいますが、近年はSNSを積極的に使いファンとのコミュニケーションを取る人が目立ちます。短い文章だったとしても、SNSの発言にはその人らしさが出るものです。
『グループの他メンバーの容姿をイジっているのを見て、嫌いになった』
生配信など、推しをより近くに感じられるコンテンツも多くあります。メンバー同士の配信でリラックスしていたのでしょうが、それがアダとなることも。お酒を飲みながらの生配信でポロリとこぼれたひと言に、興冷めした人もいました。
『オーデション番組では性格よさげな感じだったのに、デビュー後の配信ではすっごい気だるそうにしていて。そんなキャラだったんだと、激冷めした』
ファンとの距離が近くなった分、メッキは剥がれやすくなっているようです。どんな人間にも欠点はあるもので、それさえ含め丸ごと愛せるファンも少なくありません。しかし、それが人間性に疑問を感じるものだったりすると……? 大好きでどこまでも理解したいと思うからこそ、ファンは推しを凝視しています。

推すのも自分次第なら、やめるのも自分次第。状況は変化する



「人間性」の次に多かったのは「自己都合」。とくにお金です。「お金を出さないと推しに会えないと、気づいてしまったから」というのが、その代表的なコメント。「ホストに貢いでいるみたいと、気づいてしまった」という、せつない声も。
『日本全国をライブで回っていて、泊りがけで追っかけしたり。ファン同士の交流も多く、普通の主婦にはついていけないなと思った』
「遠征する体力がなくなった」という方や、自身の出産・子育てで推し活にまで手が回らなくなった方もいました。ママにとっての人生を懸けた最大の推しは、なんといっても”わが子”です。セカンド(?)である推しが後回しになるのは、仕方がありません。
その他に「似たような曲ばかり続いて、ときめかなくなった」「入手困難だったグッズがフリマアプリで安価になっているのを見て、急に冷めた」「そこまでの曲でもないのに、運営のゴリ押しによって世間が絶賛。なんか違うぞとフェードアウト」などの理由がありました。
『推しはすごくいい人なんだけど、マウントを取ってくるファンを見ると萎える』
さらに目立ったのが「他のファン」の存在です。他のファンの言動がやけに目に入ってしまうのも、SNSの弊害かもしれません。「ファン同士で揉めているのを見て冷めた」「推しが何をしてもファンが称賛。バカみたいだと思った」などの声がありました。一度そうしたファンムーブのようなものができてしまうと、ライトなファンは入り込みにくくなったりもしますよね。
さらに「推しが老けたから」「髪型が変わって好みじゃなくなった」といった微妙なものから、「ファンの子数人に手を出して、妊娠までさせていた」という衝撃的なものまで。推し方がそれぞれのように、冷めるきっかけもそれぞれです。
『アイドルを推すと元気をもらえるが、入れ込みすぎても虚しくなる。それは自分の存在が、アイドルにとって大勢のなかのひとりに過ぎないから。推しは生活に華を添えるくらいにして、身近な人間関係を大事にしたほうがいい』
大変ごもっともなコメントです。誰も推さなければお金も減らず、時間の余裕もできる。それは十分わかってはいるのですが……。今回の「やめたきっかけ」を心に刻み、推すなかにも少し冷静になる瞬間を作ってみるのはどうでしょうか。

文・鈴木麻子 編集・すずらん イラスト・善哉あん

■ママスタセレクトで読む

このニュースに関するつぶやき

  • トイレに手を洗わずでてくる。
    • イイネ!2
    • コメント 0件

つぶやき一覧へ(1件)

ランキングライフスタイル

前日のランキングへ

ニュース設定