<B1リーグ:仙台87−78越谷>◇26日◇第5節◇カメイアリーナ仙台
B1仙台89ERSが越谷アルファーズに87−78で勝利。開幕6連敗と出遅れ、前節にアウェーで今季初勝利を挙げたもののホームでは4連敗を喫していた。なんとしても欲しかったホームでの初白星をつかんだ。
待ちに待った歓喜の瞬間だった。ショットクロックの不具合により試合開始が遅れ、45分後に開始するかと思いきや今度はブザーの確認に、もう4分。49分待って始まった試合は、第4クオーター(Q)を終え、65−65。2度の延長の末にようやく勝ち切った。
ホーム初勝利にPG青木保憲主将(29)は「これだけ満員で埋めてくださっている、この状況で勝つことだけを考えていた。うれしそうな顔をされている方がたくさんいたことが何より。僕もうれしかった」。試合後のコート1周ではホッとしたような表情も浮かべていた。チームはこれで今季2勝目。やっとつかんだ歓喜を力に、調子を上げていく。
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