夕方、ユリコさんの家に娘を迎えに行き、お礼を伝えます。
こうして、1週間に1〜2度お家にお邪魔するようになりました。
あるとき子どもたちが遊んでいる間に天気が悪くなり、ユリコさんから「買い物ついでに車で送って行くね!」と連絡がきました。
そこまでしてもらうのは申し訳なかったので、「もう仕事が終わるので、私が迎えに行きます!」と、何度伝えても、ユリコさんは「遠慮しないで!」と、頑なです。
とてもありがたかったのですが、家で遊ばせてもらったうえに送迎までしてもらっては、気を遣います。
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この日をキッカケに、遊んでいて天気が悪くなったときはもちろん、朝から雨の日は必ずといっていいほど、ユリコさんから「雨だから学校まで乗せて行くよ! アリサちゃん家は通り道にあるし」と連絡があります。
ユリコさんが親切心から申し出てくれているのはわかっているのですが、気を遣うことで気疲れしやすい私にとっては正直迷惑だし、1回目に断った時点で遠慮していると察してほしい……というのが本音です。
あるとき、ユリコさんの家に娘を遊びに行かせたら、約束した時間になっても娘が帰ってきません……。
ユリコさんは、親切心であれこれやってくれていると思うのですが、私としては少し度がすぎます。私はやってもらった分は返さないといけないと思ってしまうタチです。
だからユリコさんの言動が面倒だし、負担に思えてしまうのです。ギリギリまで私に断りを入れず、娘に夕飯を食べさせようとするのも困ります。
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【中編】へ続く。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・rollingdell 作画・イチエ 編集・横内みか