【全日本大学女子駅伝】9年ぶりV立命館大、アンカー土屋「貯金を無駄にしない」と誓い接戦制す

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2024年10月27日 19:26  日刊スポーツ

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トップでゴールする立命館大の土屋舞琴(撮影・飯岡大暉)

<全日本大学女子駅伝>◇27日◇弘進ゴムアスリートパーク仙台(仙台市陸上競技場)発着(6区間38・0キロ)



立命館大が9年ぶり11度目の優勝を果たした。大会新記録の2時間03分03秒で日本一となった。


1区で太田咲雪(2年)が快走を見せた。トップの大東文化大に先行を許したが、2秒差の2位でタスキをつないだ。「区間賞を取れなかったのは反省」としつつ「仕事は果たせた」と喜んだ。


2区の山本釉未(1年)がグッと流れを引き寄せた。700メートルで並び、3キロ地点で逆転。区間新記録の12分41秒で、2位の大東文化大と20秒の差をつけた。「仙台のコースは夢舞台。自分が走っていることに実感湧かなくて。幸せな4キロだった」と笑顔を見せた。


3区の村松灯(4年)も区間新。独走し、18分45秒を記録。後続の城西大と1分04秒差に広げた。4区池田悠音(1年)は城西大に57秒差に縮められたが、粘り強く走りきった。


5区は中地こころ(4年)がトップを死守した。大東文化大・ワンジルにじわりじわりと差を詰められる展開。19秒差に追い上げられたが、意地を見せた。


6区は土屋舞琴(3年)が区間賞の快走。トップでゴールテープを切り、両手を突き上げ喜んだ。24分58秒を記録し、2位の大東文化大とは1分03秒差に突き放した。アンカー勝負を制し「今回は接戦になると思っていた。全員が私のところまですごく良い流れで貯金を作ってくれた。絶対に貯金を無駄にしないように、自分は一番最初にゴールテープを切るっていう風に決めて走った」と明かした。

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